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2025/06/07

2025台北電影節の司会に劉品言(エスター・リウ)、プレゼンター第一弾も発表!

0607liu 6月20日に開幕する第27回台北電影節の授賞式の司会を劉品言(エスター・リウ)が担当すると、6月6日に発表されました。
また、プレゼンター第一弾として、韓国のチョ・ジヌン、宋芸樺(ビビアン・ソン)、林品彤(オードリー・リン)、陳意涵(チェン・イーハン)、陳柏霖(チェン・ボーリン)、張榕容(チャン・ロンロン)、曾敬驊(ツェン・ジンホア)、姚淳耀(ヤオ・ジュンヤオ)、王渝萱(ワン・ユーシェン)、婁峻碩(SHOU)という羅寸ナップも明らかになりました。

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2025/05/16

2025台北電影奨ノミネート発表!

0516mc 2025台北電影奨のノミネートが、雷嘉汭(レジーナ・レイ)と詹懷雲(ジャン・ファイユン)により5月15日に発表されました。
最近は台北電影節が潜在能力溢れる期待の新星を選ぶプロジェクト「非常新人(supernova)」のメンバーがこの任に就くことが恒例になり、今回の2人は2022年に選出されています。

今年ノミネートされた作品の中では、大阪アジアン映画祭で上映された『鬼才の道(原題:鬼才之道)』が最多14部門、『イエンとアイリー(原題:小雁與吳愛麗)』が12部門、2024年の東京フィルメックスで上映された『白衣蒼狗』が10部門、台湾文化センターの台湾映画上映会2025で上映予定の『優雅な邂逅原題:優雅的相遇)』が6部門ノミニーとなりました。

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2025/05/14

台湾の音楽アワード第36回流行音樂金曲獎ノミネート発表!

0514gma 5月14日に台湾の第36回流行音樂金曲獎のノミネート発表記者会見が行われ、あわせて169の各賞の候補が発表されました。
審査は第一次から第三次まで3ヶ月間にわたり、特別貢獻獎には歌手でプロデューサー、作詞・作曲、録音と幅広く活躍する翁孝良(ウェン・シャオリャン)と、歌手でプロデューサーの馬兆駿(マー・チャオシュン)が選ばれました。
また、審査員賞は今年2月に亡くなった方大同(カリル・フォン)のアルバム「夢想家」に捧げられます。
発表授賞式は6月28日に台北アリーナで行われます。

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2025/05/13

2025台北電影節國際新導演競賽(新人監督コンペティション)ノミネート発表!

0214family 2025台北電影節の國際新導演競賽(新人監督コンペティション)のノミネートが発表され、443件のエントリーから、10作品が最終候補として選ばれました。
台湾からは潘客印(パン・カーイン)監督の『我が家のこと(原題:我家的事)』と朱駿騰(チュー・ジュンタン)監督の『河鰻』が入賞。
審査員長は脚本家の徐譽庭(シュー・ユーティン)、審査員には俳優の李淳(リー・ジュン)、フィリピンのプロデューサーBianca BALBUENA、作家のJessica KIANG、日本の監督で俳優の松永大司というメンバーです。

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2025/05/10

台湾の短編映画アワード第47回金穗獎グランプリはアニメーション映画『風的前奏』!

0510gha1 台湾の短編映画アワード第46回金穗獎の発表授賞式が5付き9日に行われ、グランプリはアニメーション映画『風的前奏』に輝きました。
金穗獎は台湾における新人登竜門であり、実験的な作品のカテゴリーや学生部門が設定されているのが特徴です。
今年は323作のエントリーから64作がノミネートされ、グランプリを獲得したニメーション映画『風的前奏』は突出した技法と高度な芸術性に加え、充実したキャラクターがストーリーを動かしている、と評価。観客賞も併せて受賞しました。

0510gha2 黃小珊(ホアン・シャオサン)監督は、感慨深げ「短編映画の制作過程で時に非常に脆い事もあった。生活上の困難が頻繁に起き、制作の中断も考えた。この映画を完成できたのは、応援してくれた家族や友人たちのおかげ。感謝しています」と語りました。
今年の審査員は、王誌成(ワン・ジーチャン)、夏于喬(シア・ユーチャオ=キミ・シア)、楊雅喆(ヤン・ヤージャ)、王逸鈴(ワン・イーリン)、潘客印(パン・カーイン)ら12名がつとめ、ゲストプレゼンターは香港の許鞍華(アン・ホイ)監督はじめ、陳雪甄(ベラ・チェン)、施名帥(シー・ミンシュアイ)、朱芷瑩(チュー・ジーイン)、小薰(黃瀞怡=ホアン・ジンイー)、9m88、王渝萱(ワン・ユーシェン)が登壇しました。

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2025/04/28

第43回香港電影金像獎『九龍城寨之圍城(トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦)』が作品賞はじめ9部門獲得で圧勝!

0428hkfa1 4月27日に香港文化中心で行われた第43回香港電影金像獎の発表授賞式で、『九龍城寨之圍城(トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦)』が作品賞はじめ9部門獲得で圧勝しました。但し、俳優の賞はありません。
ノミネート数は『破。地獄(ラスト・ダンス)』の方が多かったのですが、受賞は主演女優賞の衛詩雅(ミシェール・ワイ)はじめ5部門、『爸爸(お父さん)』は劉青雲(ラウ・チンワン)の主演男優賞、谷祖琳(ジョー・コク)の助演女優賞、新人賞の蘇文濤(ディラン・ソウ)と、俳優賞ばかりの3部門。
そして、新進監督賞が『香港四徑大步走』ということで、トロフィーを獲得したのはこの4作品だけという結果になりました。

その他、アクション奨を『九龍城寨之圍城(トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦)』の谷垣健治が受賞し、プレゼンターが倉田保昭、アジア中国語映画賞の『老狐狸(オールド・フォックス 11歳の選択)』でプロデューサーの小坂史子がトロフィーを受け取り、日本人が3人も金像獎の舞台に上がったのは珍しいことではないでしょうか。

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大勝した『九龍城寨之圍城(トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦)』は日本でも絶讃公開中なので、また盛り上がるでしょう。

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2025/03/03

第20回大阪アジアン映画祭 審査委員&ゲスト&予告編解禁!

0303oaff2 2025年3月14日(金)から3月23日(日)まで開催される「第20回大阪アジアン映画祭」の審査委員(コンペティション部門、芳泉短編賞)、ゲスト情報が決定し、予告編が解禁となりました。
コンペティション部門全13作品のなかから、グランプリ(最優秀作品賞)と来るべき才能賞(審査委員会が最もアジア映画の未来を担う才能であると評価した方に授与)を選定するコンペティション部門審査委員に、映画『星くずの片隅で』の袁澧林(アンジェラ・ユン)さん(香港/俳優)、スペシャル・オープニング作品『愛の兵士』監督のファルハット・シャリポフ監督(カザフスタン/OAFF2025『愛の兵士』監督)、1980 年代からミニシアター文化を牽引する Bunkamura ル・シネマのプログラミング・プロデューサー中村由紀子さん(日本/ル・シネマ プログラミング・プロデューサー)が決定。

また映画祭全部門で上映される 60 分未満の作品のうち、日本初上映 22 作品のなかから最も優秀な作品を選定する芳泉短編賞審査委員には、『狂舞派』で香港監督協会最優秀新人監督賞を受賞した黄修平(アダム・ウォン)監督(香港/OAFF2025『私たちの話し方』監督)、長編デビュー作『返校 言葉が消えた日』が大ヒットした徐漢強(ジョン・スー)監督(台湾/OAFF2025『鬼才の道』監督)、「溝口健二論――映画の美学と政治学」で芸術選奨新人賞を受賞した映画研究者の木下千花さん(映画研究者)が決定しました。

更に、全67作品中、香港、カザフスタン、モンゴル、フィリピン、台湾、タイ、日本などからおよそ50作品のゲスト約85名が登壇します。

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2025/02/14

第43回香港電影金像獎ノミネート発表!

0214last-dance 第43回香港電影金像獎のノミネートが2月14日に発表され、「破。地獄(ラスト・ダンス)」が18部門で最多ノミネート、続いて「九龍城寨之圍城(トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦)」が14部門、「爸爸(お父さん)」が11部門となっています。
この3作は日本でも昨年秋に映画祭で上映され、「九龍城寨之圍城(トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦)」は一般公開中。
この他の作品賞候補「看我今天怎麼說(私たちの話し方)」と「從今以後(All Shall Be Well)」は、同日に発表になった大阪アジアン映画祭で上映されるので、金像獎の行方を想像する絶好の機会です。

主演男優賞は「爸爸(お父さん)」の劉青雲(ラウ・チンワン)と「臨時劫案(臨時強盗)」の郭富城(アーロン・クォック)という常連に加え、「九龍城寨之圍城(トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦)」で林峯(レイモンド・ラム)が初ノミニー。
「破。地獄(ラスト・ダンス)」では許冠文(マイケル・ホイ)が入り、黃子華(ダヨ・ウォン)が外れたことが、香港で大きな話題になっています。
そして、「看我今天怎麼說(私たちの話し方)」の游學修(ネオ・ヤウ)は台湾の金馬奨でもノミネートされましたので、侮れない存在です。

主演女優賞は、香港のメディアが台湾の金馬奨でトロフィーを獲得している「看我今天怎麼說(私たちの話し方)」の鍾雪瑩(チュン・セッイン)と「破。地獄(ラスト・ダンス)」の衛詩雅(ミシェール・ワイ)の戦いに注目しているようです。
しかし、「從今以後(All Shall Be Well)」のベテラン區嘉雯(アウ・ガーマン)や、「久別重逢(ラスト・ソング・フォー・ユー)」の許恩怡(ナタリー・スー)、「虎毒不(母性のモンタージュ)」の談善言(ヘドウィグ・タム)という若手の台頭がこの戦線にどんな影響を及ぼすのか、楽しみです。

第43回香港電影金像獎の発表授賞式は、4月27日に香港文化中心で行われます。

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2025/01/11

「第18回アジア・フィルム・アワード」ノミネーション発表 最多ノミネートは『破墓/パミョ』(韓国)!

0111pamyo 2025年3月16日(日)に香港にて開催される、アジア全域版アカデミー賞「第18回アジア・フィルム・アワード」(AFA)の各ノミネーションが、本日発表されました。

日本からは、作品賞、監督賞、主演男優賞(長塚京三さん)、助演女優賞(瀧内公美さん)等6部門の候補として、昨年の東京国際映画祭(TIFF)でグランプリ含む3冠に輝いた吉田大八監督の『敵』がノミネートされたほか、カンヌ映画祭監督週間で国際映画批評家連盟賞を受賞し話題になった『ナミビアの砂漠』から山中瑶子監督が新人監督賞、河合優実さんが主演女優賞に、また同じく新人監督賞にはベネチア国際映画祭のオリゾンティ部門で上映された『HAPPYEND』の空音央監督が選ばれています。さらに助演男優賞には、37回TIFFで黒澤明賞を受賞した三宅唱監督作品『夜明けのすべて』から光石研さん、またカンヌ国際映画祭のある視点部門に選出された『ぼくのお日さま』(奥山大史監督)の池松壮亮さんがWノミネート、そして昨年のTIFFアジアの未来部門で上映された『黒の牛』(蔦哲一朗監督)、『箱男』(石井岳龍監督)がそれぞれ各賞に選ばれるなど、日本の7作品が計15部門にてノミネートされました。 

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2024/11/30

2024金馬奨授賞式レポート

1130jinma1_20241130154001 第61回金馬獎の発表授賞式が、11月23日に台北の台北流行音楽中心で行われました。
これまでの国父記念館が改修に入ったためと、国家が力を入れて新しく作った施設の活用というのが、会場変更の理由だと思われます。
それに伴い取材環境も大きく変わり、メディアのベースとなるプレスセンターが屋外のテント。
更に驚いたのは、受賞者がトロフィーを持って登壇し撮影したり質疑を受ける受賞者プレスセンターも屋外テントなのです。
これはいかがなものかと思いました。
会場変更については語りたいことがたくさんあるのですが、それはともかく、まずは授賞式の様子をお伝えします。

1130liu 今年の司会者は、旬の俳優である劉冠廷(リウ・グァンティン)がつとめました。
プレスセンターでは受賞者が次々登壇するので授賞式の一部始終を見ることはできませんでしたが、パフォーマンスや機知に富んだコメントなど初めてながら素晴らしかったと、とても評判が良かったです。
そして、残念ながら受賞できませんでしたが、自身が出演している公開中の『餘燼』のPRも上手に織り交ぜていました。
2021年の林柏宏(リン・ボーホン)や2022年の謝盈萱(シエ・インシュアン)に続き、最近の俳優による司会はそれぞれ特色を出して成功していますね。

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