台湾

2025/02/16

馬志翔(マー・ジーシアン)と林慶台(リン・チンタイ)14年ぶりに共演の台湾映画『獵人兄弟』3月21日に台湾で公開

0216hunter1 昨年の高雄電影節のクロージング作品で、ハワイ国際映画祭で上映された台湾映画『獵人兄弟』が、3月21日に台湾で公開されます。
本作は、原住民の伝統と現代の家庭生活の中での矛盾や人々の心模様を描き、徐詣帆(シュー・シーハン)と馬志翔(マー・ジーシアン)、林慶台(リン・チンタイ)が『セデック・バレ(原題:賽德克.巴萊)』以来14年ぶりにが共演することで話題になっています。

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2025/02/14

第20回大阪アジアン映画祭全ラインナップ&スケジュール発表!

0131oaff_20250130164801 3月14日(金)から3月23日(日)まで「開催される第20回大阪アジアン映画祭」、記念すべき第20回にふさわしい全ラインナップとスケジュールが発表になりました。
そのなかには、かつて短編作家として入選した監督による長編デビュー作の、コンペ部門における世界初上映、海外初上映も含まれます(『我が家の事』『その人たちに会う旅路』)。
一方で、アジア映画と世界の未来を照らし出す新トレンドにも要注目。
主に新鋭の作品が揃う場だったインディ・フォーラム部門では、既に業界で名声を築いた監督が敢えてインディな座組で自由闊達な表現を実現した傑作が複数入選。
また全部門・特集にわたって、既成の男女の性役割・関係性にとらわれない新しいあり方を示唆した作品が並んでいます。
≪第20回大阪アジアン映画祭≫
【上映作品本数】67作品
※うち、世界初上映19作、海外初上映6作、アジア初上映4作、日本上映31作
【上映作品製作国・地域】18の国と地域
※バングラデシュ、中国、フランス、ドイツ、香港、インド、インドネシア、日本、カザフスタン、韓国、マレーシア、モンゴル、ノルウェー、フィリピン、台湾、タイ、アメリカ、ベトナム
【部門】
スペシャル・オープニング
クロージング
コンペティション部門
特別注視部門
インディ・フォーラム部門
特集企画<タイ・シネマ・カレイドスコープ2025>
特集企画<台湾:電影ルネッサンス2025>
特集企画<Special Focus on Hong Kong 2025>
特別招待作品部門
神戸女学院大学国際学部協賛上映
芳泉文化財団協賛企画<映像研究助成>
芳泉文化財団協賛企画<映像研究表彰>
特別上映《VIPO Film Awardの成果》
≪映画祭概要≫
名称:第20回大阪アジアン映画祭(OSAKA ASIAN FILM FESTIVAL 2025)
会期:2025年3月14日(金)から3月23日(日)まで
上映会場:ABCホール、テアトル梅田、T・ジョイ梅田、大阪中之島美術館
公式HP:https://oaff.jp
――――――――――――
主催:大阪映像文化振興事業実行委員会(大阪市、一般社団法人大阪アジアン映画祭、大阪商工会議所、公益財団法人大阪観光局、朝日放送テレビ株式会社、生活衛生同業組合大阪興行協会、株式会社メディアプラス)
■上映スケジュール
上映スケジュールは、公式HPスケジュールページをご覧ください。
■チケット情報
3月6日(木)より順次発売。詳細は公式HPをご覧ください。
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2025/02/05

マレーシア、台湾合作映画『Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり』 王礼霖(ジン・オン)監督と陳澤耀(ジャック・タン)インタビュー!

0203brother1 1月31日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋、テアトル梅田他にて公開になったマレーシア、台湾合作映画『Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり』 王礼霖(ジン・オン)監督と陳澤耀(ジャック・タン)に、インタビューしました。
お二人は2日間に渡り公開劇場で舞台挨拶を行ったので、その合間に時間をいただき、お話しを伺うことができました。
本作はマレーシア、クアラルンプールの荒廃したスラム地区プドゥで、身分証明書すら与えられず、人間としての基本的な権利を奪われて生きてきた兄弟の過酷な運命を描いた映画です。

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2025/01/31

第20回大阪アジアン映画祭3月14日から3月23日まで開催 オープニングはカザフスタンのミュージカル・エンタテインメント映画『愛の兵士』!

0131oaff_20250130164801 「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマに、アジア映画最新作のコンペティション部門をはじめ、特別注視部門、インディ・フォーラム部門、その他特集企画・部門など、多彩なプログラムでアジア映画の魅力を紹介する大阪アジアン映画祭が、3月14日(金)〜3月23日(日)に開催されれます。
オープニングは、カザフスタンのミュージカル・エンタテインメント映画『愛の兵士』に決定。さらに、第一弾のラインナップも発表になりました。

『愛の兵士』は、カザフスタンの新星・ファルハット・シャリポフ監督のミュージカル・エンタテインメント映画。1990年代に一世を風靡し、いまなお第一線で活躍するカザフスタンの国民的人気グループA'Studioをフィーチャーした、美しい音楽と魅惑的なダンスが息をのむ傑作ミュージカル。
前作『SCHEME』(2022)がベルリン国際映画祭ジェネレーション14plus国際審査員グランプリを受賞した注目の監督の最新作です。
近年K-POPと並び人気が高まるQ-POP(カザフスタンポップ)と共に、新世代のカザフスタン映画を日本でいち早く紹介。
3月19日(水)メイン会場であるABCホールの初日に上映いたします。上映前にはゲストを迎えるスペシャル・オープニング・セレモニーも開催されます。

≪コメント≫
スペシャルOP作品『愛の兵士』に寄せる
記念すべき第20回を迎えた大阪アジアン映画祭は、未知の新しい世界に触発され、未来の見取り図へのヒントが得られる作品をスペシャル・オープニングに据えたいと、ずっと考えてきました。結果、迷うことなく選ばれたのがカザフスタン映画「愛の兵士」です。Q-POP(カザフスタンポップ)をふんだんに盛り込んだ、高揚感を禁じ得ないミュージカル・エンタテインメントでありつつ、高度に繊細で、洗練されていて、芸術的。本作を目にすれば、映画とポップスの両面で、アジアに予想をはるかに超えた新勢力が台頭してきたことを、誰もが確信するはずです。
── 暉峻創三(大阪アジアン映画祭プログラミング・ディレクター)

第一弾ラインナップは、短編映画17作品&特別上映《VIPO Film Awardの成果》にマレーシア、香港、中国合作映画『蒙古馬を殺す』。
『蒙古馬を殺す』は、昼は牧畜、夜は馬術ショーのパフォーマーとして生計を立てる男の姿を通し、草原から都市へ、都市から観光地へと押し出されるモンゴル族の生活を描いた意欲作。
本作にて内モンゴル出身のチアン・シャオシュエン監督は、ヴェネツィア国際映画祭2024 Authors Under 40 Award監督・脚本賞を受賞しました。

≪映画祭概要≫
名称:第20回大阪アジアン映画祭(OSAKA ASIAN FILM FESTIVAL 2025)
会期:2025年3月14日(金)から3月23日(日)まで
上映会場:ABCホール、テアトル梅田、T・ジョイ梅田、大阪中之島美術館
公式HP:https://oaff.jp
主催:大阪映像文化振興事業実行委員会(大阪市、一般社団法人大阪アジアン映画祭、大阪商工会議所、公益財団法人大阪観光局、朝日放送テレビ株式会社、生活衛生同業組合大阪興行協会、株式会社メディアプラス)

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2025/01/23

「第二回Cinema at Sea - 沖縄環太平洋国際映画祭」全部門上映作品ラインナップ発表!

0123shima 2月22日(土)〜3月2日(日)に沖縄県・那覇市を中心に開催される「第二回Cinema at Sea - 沖縄環太平洋国際映画祭」の全部門上映作品ラインナップが発表されました。
オープニングは既報のように台湾の『青海原の先ー牡丹と琉球の悲歌』で、注目したいのは、コンペティション長編部門の廖克發(ラウ・ケクフアット/ リャオ・カーファ)監督のドキュメンタリー『島から島へ(原題:由島至島)』です。
本作は昨年の金馬奨でドキュメンタリー映画賞を、台北電影節で最高賞の百万元大賞を受賞した話題作。

『島から島へ』は、第二次世界大戦中の台湾で隠された記憶を発掘して再構成した作品。息子から父親への質問から始まり、世代を超えた会話、家族の手紙、日記などを通じて、日本帝国内の台湾の兵士や医師、東南アジアに住む台湾人の経験からこの時代のアイデンティティを探ります。
本作については、有料にはなりますが、毎日新聞の鈴木玲子記者による記事が詳細でわかりやすいので、ご案内しておきます。

毎日新聞の有料記事
https://mainichi.jp/articles/20241218/k00/00m/030/062000c
https://mainichi.jp/articles/20250114/dde/041/040/016000c

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2025/01/22

台湾のクライムアクション映画『器子』4月に台湾で公開 主演は張孝全(チャン・シャオチュアン)!

0122qizi1 2021年に台湾文化センターの台湾映画上映&トークイベントでも上映した『逆走♡ONE WAY LOVE(原題:可不可以,你也剛好喜歡我)』の簡學彬(ジエン・シュエビン)監督の2作目『器子』が、4月11日より台湾で公開されます。
今回は前作と打って変わり臓器売買を題材にしたクライムアクションで、主演は張孝全(チャン・シャオチュアン)。
本作は5年前から準備されていましたが、コロナ禍の影響で2度撮影が中断、制作チームはポストプロダクションに2年かけ、ようやく公開の運びとなりました。

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2025/01/15

マレーシア、台湾合作映画『富都青年』が『Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり』の邦題で1月31日に公開、監督・キャストからビデオメッセージが到着!

0115brother1 2023年ウディーネファーイースト映画祭で最高賞を含む3賞を独占受賞したのを皮切りに、世界16の映画祭で19の賞を受賞したマレーシア、台湾合作映画『Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり』が、1月31日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋、テアトル梅田他にて公開されます。
そして、公開初日には主演俳優の陳澤耀(ジャック・タン)と王禮霖(ジン・オン)監督が劇場舞台挨拶のために来日決定!
それに先がけてこのふたりと今回は来日がかなわなかった吳慷仁(ウー・カンレン)からのビデオメッセージが到着、公式サイトからご覧下さい。

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2025/01/12

台湾青春映画『夏日最後的祕密』台湾で4月30日公開!

0112summer1 台湾でここ数年制作数が減っていた青春映画ですが、新作のニュースが届きました。
台湾で4月30日に公開される『夏日最後的祕密』です。
本作は2010年に出版された小説の映画化で、大ヒットドラマ『時をかける愛(原題:想見你)』の施柏宇(パトリック・シー)、『若葉のころ(原題:五月一號)』の程予希(ルゥルゥ・チェン)、もとアイドルグループSpeXialの林子閎(リン・ズーホン)が展開するトライアングル・ラブストーリー。
監督はドラマ界で活躍してきた邱晧洲(チウ・ハオジョウ)の映画デビュー作になります。
その他賴雅妍(メーガン・ライ)、曾少宗(フィガロ・ツェン)、蘇達(スーダー)などの実力派が共演。

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2025/01/11

「第18回アジア・フィルム・アワード」ノミネーション発表 最多ノミネートは『破墓/パミョ』(韓国)!

0111pamyo 2025年3月16日(日)に香港にて開催される、アジア全域版アカデミー賞「第18回アジア・フィルム・アワード」(AFA)の各ノミネーションが、本日発表されました。

日本からは、作品賞、監督賞、主演男優賞(長塚京三さん)、助演女優賞(瀧内公美さん)等6部門の候補として、昨年の東京国際映画祭(TIFF)でグランプリ含む3冠に輝いた吉田大八監督の『敵』がノミネートされたほか、カンヌ映画祭監督週間で国際映画批評家連盟賞を受賞し話題になった『ナミビアの砂漠』から山中瑶子監督が新人監督賞、河合優実さんが主演女優賞に、また同じく新人監督賞にはベネチア国際映画祭のオリゾンティ部門で上映された『HAPPYEND』の空音央監督が選ばれています。さらに助演男優賞には、37回TIFFで黒澤明賞を受賞した三宅唱監督作品『夜明けのすべて』から光石研さん、またカンヌ国際映画祭のある視点部門に選出された『ぼくのお日さま』(奥山大史監督)の池松壮亮さんがWノミネート、そして昨年のTIFFアジアの未来部門で上映された『黒の牛』(蔦哲一朗監督)、『箱男』(石井岳龍監督)がそれぞれ各賞に選ばれるなど、日本の7作品が計15部門にてノミネートされました。 

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2025/01/10

台湾映画『トラブル・ガール(原題:小曉)』靳家驊(ジン・ジアフア)監督オフィシャルインタビュー

0110jn 1月17日(金)よりシネマート新宿他にて全国公開になる台湾映画『トラブル・ガール(原題:小曉)』の靳家驊(ジン・ジアフア)監督オフィシャルインタビューをお届けします。
本作はADHDの少女シャオシャオと、彼女を取り巻く人々を繊細かつ現実的に描き出したヒューマンドラマ。
靳家驊監督の長編第一作で、2023年の金馬奨で林品彤(オードリー・リン)が最年少主演女優賞を獲得したことで話題になり、母親役の陳意涵(チェン・イーハン)も女優助演賞にノミネートされた作品です。

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