台湾

2025/05/16

2025台北電影奨ノミネート発表!

0516mc 2025台北電影奨のノミネートが、雷嘉汭(レジーナ・レイ)と詹懷雲(ジャン・ファイユン)により5月15日に発表されました。
最近は台北電影節が潜在能力溢れる期待の新星を選ぶプロジェクト「非常新人(supernova)」のメンバーがこの任に就くことが恒例になり、今回の2人は2022年に選出されています。

今年ノミネートされた作品の中では、大阪アジアン映画祭で上映された『鬼才の道(原題:鬼才之道)』が最多14部門、『イエンとアイリー(原題:小雁與吳愛麗)』が12部門、2024年の東京フィルメックスで上映された『白衣蒼狗』が10部門、台湾文化センターの台湾映画上映会2025で上映予定の『優雅な邂逅原題:優雅的相遇)』が6部門ノミニーとなりました。

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2025/05/14

台湾の音楽アワード第36回流行音樂金曲獎ノミネート発表!

0514gma 5月14日に台湾の第36回流行音樂金曲獎のノミネート発表記者会見が行われ、あわせて169の各賞の候補が発表されました。
審査は第一次から第三次まで3ヶ月間にわたり、特別貢獻獎には歌手でプロデューサー、作詞・作曲、録音と幅広く活躍する翁孝良(ウェン・シャオリャン)と、歌手でプロデューサーの馬兆駿(マー・チャオシュン)が選ばれました。
また、審査員賞は今年2月に亡くなった方大同(カリル・フォン)のアルバム「夢想家」に捧げられます。
発表授賞式は6月28日に台北アリーナで行われます。

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2025/05/13

2025台北電影節國際新導演競賽(新人監督コンペティション)ノミネート発表!

0214family 2025台北電影節の國際新導演競賽(新人監督コンペティション)のノミネートが発表され、443件のエントリーから、10作品が最終候補として選ばれました。
台湾からは潘客印(パン・カーイン)監督の『我が家のこと(原題:我家的事)』と朱駿騰(チュー・ジュンタン)監督の『河鰻』が入賞。
審査員長は脚本家の徐譽庭(シュー・ユーティン)、審査員には俳優の李淳(リー・ジュン)、フィリピンのプロデューサーBianca BALBUENA、作家のJessica KIANG、日本の監督で俳優の松永大司というメンバーです。

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2025/05/10

台湾の短編映画アワード第47回金穗獎グランプリはアニメーション映画『風的前奏』!

0510gha1 台湾の短編映画アワード第46回金穗獎の発表授賞式が5付き9日に行われ、グランプリはアニメーション映画『風的前奏』に輝きました。
金穗獎は台湾における新人登竜門であり、実験的な作品のカテゴリーや学生部門が設定されているのが特徴です。
今年は323作のエントリーから64作がノミネートされ、グランプリを獲得したニメーション映画『風的前奏』は突出した技法と高度な芸術性に加え、充実したキャラクターがストーリーを動かしている、と評価。観客賞も併せて受賞しました。

0510gha2 黃小珊(ホアン・シャオサン)監督は、感慨深げ「短編映画の制作過程で時に非常に脆い事もあった。生活上の困難が頻繁に起き、制作の中断も考えた。この映画を完成できたのは、応援してくれた家族や友人たちのおかげ。感謝しています」と語りました。
今年の審査員は、王誌成(ワン・ジーチャン)、夏于喬(シア・ユーチャオ=キミ・シア)、楊雅喆(ヤン・ヤージャ)、王逸鈴(ワン・イーリン)、潘客印(パン・カーイン)ら12名がつとめ、ゲストプレゼンターは香港の許鞍華(アン・ホイ)監督はじめ、陳雪甄(ベラ・チェン)、施名帥(シー・ミンシュアイ)、朱芷瑩(チュー・ジーイン)、小薰(黃瀞怡=ホアン・ジンイー)、9m88、王渝萱(ワン・ユーシェン)が登壇しました。

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2025/05/06

台湾ドラマ『沉默的審判』記者会見

0506silence1 香港映画『ベルベット・レイン(原題:江湖)』などの黃精甫(ウォン・ジンポー)監督による大ヒット映画『我、邪で邪を制す(原題:周處除三害)』の制作陣が再集結した、台湾ドラマ、『沉默的審判』の記者会見が台北で行われました。
主役の阮經天(イーサン・ルアン)と王淨(ワン・ジン)はじめ賈靜雯(アリッサ・チア)、陳以文(チェン・イーウェン)、宋芸樺(ビビアン・ソン)、薛仕凌(シュエ・シーリン)、謝欣穎(シエ・シンイン)、張孝全(チャン・シャオチュアン)、曾珮瑜(ツェン・ペイユー)、葉全真(イエ・チェンジェン)、李銘忠(リー・ミンジョン)、周采詩(チョウ・サイシー)、張翰(チャン・ハン)、林敬倫(リン・ジンルン)、劉子銓(リウ・ズーチュアン)という豪華キャストで、この日の会見には香港から袁富華(ベン・ユエン)も参加しました。


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2025/05/02

2025第27回台北電影節のオープニングは『96分鐘』、クロージングが『進行曲』!

0502tff1 7月5日に開幕する2025第27回台北電影節、オープニングとクロージング作品が発表になりました。
オープニングは洪子烜(ホン・ズーホン)監督の台湾新幹線を舞台にしたアクション・サスペンス 『96分鐘』で、林柏宏(リン・ボーホン)、宋芸樺(ビビアン・ソン)、王柏傑(ワン・ボージエ)、李李仁(リー・リーレン)、姚以緹(ヤオ・イーティ)、蔡凡熙(ツァイ・ファンシー)、李銘忠(リー・ミンジョン)という豪華な顔ぶれが揃っています。
台湾版『新幹線大爆破」といったところでしょうか。

クロージングが、メガヒットシリーズ『角頭』の姜瑞智(ジャン・ルイチー)監督による青春映画『進行曲』です。
メインキャストの新世代俳優たちを、李李仁(リー・リーレン)、馬志翔(マー・ジーシアン)、黃迪揚(ホアン・ディーヤン)ら実力派が脇を固め、映画音楽の第一人者の侯志堅(ホウ・ジーシェン)を音楽監督に迎え、盤石の体制で創り上げられました。

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2025/04/28

第43回香港電影金像獎『九龍城寨之圍城(トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦)』が作品賞はじめ9部門獲得で圧勝!

0428hkfa1 4月27日に香港文化中心で行われた第43回香港電影金像獎の発表授賞式で、『九龍城寨之圍城(トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦)』が作品賞はじめ9部門獲得で圧勝しました。但し、俳優の賞はありません。
ノミネート数は『破。地獄(ラスト・ダンス)』の方が多かったのですが、受賞は主演女優賞の衛詩雅(ミシェール・ワイ)はじめ5部門、『爸爸(お父さん)』は劉青雲(ラウ・チンワン)の主演男優賞、谷祖琳(ジョー・コク)の助演女優賞、新人賞の蘇文濤(ディラン・ソウ)と、俳優賞ばかりの3部門。
そして、新進監督賞が『香港四徑大步走』ということで、トロフィーを獲得したのはこの4作品だけという結果になりました。

その他、アクション奨を『九龍城寨之圍城(トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦)』の谷垣健治が受賞し、プレゼンターが倉田保昭、アジア中国語映画賞の『老狐狸(オールド・フォックス 11歳の選択)』でプロデューサーの小坂史子がトロフィーを受け取り、日本人が3人も金像獎の舞台に上がったのは珍しいことではないでしょうか。

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大勝した『九龍城寨之圍城(トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦)』は日本でも絶讃公開中なので、また盛り上がるでしょう。

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2025/04/23

台湾文化センター「台湾映画上映会2025」東京&大阪で開催決定!

0423tw 台湾文化センターの「台湾映画上映会2025」が、5月〜10月に会場を拡大して台湾文化センター&5校の大学&シネ・ヌーヴォにて開催されることが発表されました。
これまで東京のみの開催でしたが、本年度は大阪・関西万博で盛り上がる大阪で、さらに日本大学文理学部中国語中国文化学科、慶應義塾大学東アジア研究所、早稲田大学中国現代文化研究所、東京大学持続的平和研究センター、大阪大学大学院人文学研究科の5校の大学と、大阪シネ・ヌーヴォと、台湾文化センターの全7会場にて開催。
大阪での開催に際して、「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマに、万博イヤーの2025年は8月にも開催が決まっている第21回大阪アジアン映画祭との連携企画が決定、昨年に続き、映画監督のリム・カーワイがキュレーターを務め、すべて日本初上映となる選りすぐりの8作品がラインナップされました。

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2025/04/21

台湾映画『河鰻』香港国際映画祭でアジアプレミア

0421eel1 長年、現代アートシーンで活躍してきた朱俊騰(チュウ・シュンタン)の初の長編監督映画『河鰻』は、第75回ベルリン映画祭のコンペティション部門「パースペクティブ」にノミネートされ、香港国際映画祭でアジアプレミア上映されました。
このアジアプレミアには、朱俊騰監督と主演のの潘綱大(パン・ガンダー)と柯泯薰(クー・ミンシュン)が出席。
朱俊騰監督は、アジアとヨーロッパの観客は映画を見る視点が異なるため、今回この映画を香港に持ってくることは非常に意義深いことだと語り、香港のファンとのコミュニケーションや議論を楽しみにしていたそうです。
プレミアには、シンガーソングライターで主演の柯泯薰のファンが多数来場、彼女の初めての映画主演にみな興味を持っていました。


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2025/04/17

台湾ドキュメンタリー映画『沈睡的水下巨人』台湾の海の美しさと様々な危機!

0417ship1 台湾で初めて沈没船を題材にしたドキュメンタリー映画『沈睡的水下巨人』が、4月25日から台湾で公開されます。
8Kの高画質で撮影された本作は、沈没船の間を泳ぐ魚群の色鮮やかで美しい光景を最高画質で捉え、人間が海洋生態系に与えたダメージを浮き彫りにしています。
台湾は長年かけて貧困から繁栄へと移り変わってきましたが、水面下の世界は逆に繁栄から貧困への変遷を辿っています。
2014年の大ヒットドキュメンタリー映画『天空からの招待状』は、ヘリコプターによる撮影で空から見た台湾の現状と自然破壊への警鐘を伝えましたが、本作は海底からその美しさと様々な危機が描かれます。


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