シンガポール
2022/01/14
2021/02/09
2020/11/23
第五十七回金馬獎授賞式
第五十七回金馬獎の受賞結果については、すでにお知らせしたとおりですが、今回は現地へ行くことができなかったため、配信での鑑賞と公式リリースなどから、今年の結果について私見を織り交ぜつつお伝えしたいと思います。
今年はいつもと違う日常になりましたが、コロナ感染対策に成功している台湾は、ステージに上がるとき以外は全員金馬奨のオリジナルマスク着用で例年通りの授賞式を実施。
昨年から中国不参加という状況でも金馬奨のルールは変わらず、中国語圏で最も権威ある賞であり続けていることにも敬服です。
「私たちは、いつでも両手を広げて参加を待っている」と言った李安(アン・リー)がこの時期に主席を務めていることは、まさに天命と言えるでしょう。
昨年に続き、シンガポールやマレーシアの新しい才能が参加し、厳しい状況の香港からの作品の健闘も、今年の盛り上がりの一因だと思います。
台湾電視から届いたリリースによると、テレビの平均視聴率は3.97%で、1000万人を越える人が授賞式を見たそうです。
2020/09/30
2020/09/09
「第14回アジア・フィルム・アワード」ノミネーション発表!最多ノミネートは『パラサイト 半地下の家族』!
2020年10月14日(水)に今年は初めて韓国・釜山にて開催される、アジア全域版アカデミー賞「第14回アジア・フィルム・アワード」(AFA)の各ノミネーションが、本日発表されました。
日本からは作品賞候補として石川慶監督の『蜜蜂と遠雷』、監督賞候補として『風の電話』の諏訪敦彦監督、新人監督賞候補として『37セカンズ』のHIKARI監督が選出されたのをはじめ、全13部門にてノミネートされました。
本年は、2019年のカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した注目作、韓国ポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』が最多10部門でノミネートされています。
また、台湾の『陽光普照(ひとつの太陽)』と中国の『地久天長(在りし日の歌)』が7部門、香港の『少年的你(少年の君』が5部門となっています。
2020/05/15
2020/03/01
第12回台灣國際紀錄片影展(ドキュメンタリー映画祭)ノミネート発表!
台湾で 5月1日から10日まで開催される第12回台灣國際紀錄片影展(ドキュメンタリー映画祭)のノミネートが、2月12日に発表されました。
今年は2384本の中から「アジアン・ビジョン」「国際コンペティション」「台湾コンペティション」の3部門で格15本が選出され、文化部影視局の徐宜君局長からノミネート証書が手渡されました。
この映画祭は1998年に創設され、日本の山形国際ドキュメンタリー映画祭が開催されない隔年に実施という形をとっています。互いに良い効果をもらたすようにということで運営スタッフの人材交流も盛んになり、日台の絆がここでも結ばれているのです。
今回のノミネートでは、昨年の台北電影奨で最高賞の100万元大賞を受賞した「去年火車經過的時候」が、国際コンペティションと台湾コンペティションにダブルノミネート。
そして、昨年の台北電影奨でメディア推薦賞を獲得した「未來無恙」 も台湾コンペティションに入りました。
2020/02/07
第 15回大阪アジアン映画祭 作品ラインナップ決定!〜作品紹介
3 月6日から15日まで開催される第15回大阪アジアン映画祭のオープニングとクロージング以外の作品が発表になり、興味深い作品がずらり!
コンペティションには昨年末に中華圏で公開されとても評判の良い曾国祥(デレク・ツァン)監督の『少年の君(原題:少年的你)』、瞿友寧(チュー・ヨウニン)プロデュースで『返校』の曾敬驊(ツェン・ジンホア)が出ているLGBT作品『君の心に刻んだ名前(原題:刻在你心底的名字)』が楽しみです。
フィリピン映画に詳しい友人からは『愛について書く(原題:Write about Love)』を薦められていますし、【特集企画】《Special Focus on Hong Kong 2020》の麥曦茵(ヘイワード・マック)監督の『花椒の味(原題:花椒之味)』や、昨年の『G殺』で衝撃的なデビューを果たした李卓斌(リー・チョクバン)監督の第二作もあります。
【特集企画】《台湾:電影ルネッサンス 2020》の『ギャングとオスカー、そして生ける屍(原題:江湖無難事)』は、昨年の大阪スターアワードを受賞した邱澤(ロイ・チウ)がトークでちょっとだけ話してくれていた作品で、その他新しい才能の短編も盛り沢山です。
とにかく今年も凄いラインナップなので、どれだけ見られるか…皆さんもぜひ!
第 15回大阪アジアン映画祭 作品ラインナップ決定!〜概要
3 月6日から15日まで開催される第15回大阪アジアン映画祭の、全ての作品ラインナップが発表されました。
作品本数は、過去最多の計 64 作(うち、世界初上映 14 作、海外初上映 12 作、アジア初上映 3 作、日本初上映 24 作)、上映作品の製作国・地域は、過去最多の 23 の国と地域(中国、香港、台湾、韓国、タイ、マレーシ ア、インドネシア、フィリピン、シンガポール、カンボジア、インド、バングラデシュ、ネパール、カザフスタン、ポーランド、フランス、 ドイツ、デンマーク、ポルトガル、イタリア、アメリカ、メキシコ、日本)となります。
2019/11/26
より以前の記事一覧
- 第五十六回金馬獎レポート〜レッドカーペット編 2019.11.24
- 第五十六回金馬獎、作品賞は『陽光普照(ひとつの太陽)』! 2019.11.23
- 第五十六回金馬獎ノミネート記者会見で観客賞と国際評論家賞発表! 2019.11.22
- 金馬影展 シンガポール・台湾合作映画『熱帯雨』Q&A 2019.11.19
- 第五十六回金馬獎ノミネート発表! 2019.10.01
- Podcast 大阪アジアン映画祭、シンガポール映画『3688』陳子謙(ロイストン・タン)監督&蔡淳佳(ジョイ・チュア)インタビュー 2016.05.16
- 大阪アジアン映画祭シンガポール映画『3688』陳子謙(ロイストン・タン)監督&蔡淳佳(ジョイ・チュア)Q&Aとインタビュー 2016.04.01
- 第11回大阪アジアン映画祭作品ラインナップ決定! 2016.02.05
- 陳柏霖(チェン・ボーリン)の映画『再見,在也不見』3月25日から台湾公開!→5月20日に変更 2016.02.05
- 第11屆KKBOX風雲榜(Music Awards)アジアを代表するトップアーティストが集結! 2016.01.28
- 第56屆亞太影展(アジアパシフィック映画祭)で李康生(リー・カンシェン)と章子怡(チャン・ツィイー)が主演男女優奨、作品賞は『そして父になる』! 2013.12.16
- Podcast 東京フィルメックス 『ILO ILO』陳哲藝(アンソニー・チェン)監督インタビュー 2013.12.02
- 第14回東京フィルメックス 陳哲藝(アンソニー・チェン)監督インタビュー 2013.11.29