シンガポール

2024/11/08

第37回東京国際映画祭 シンガポール・インドネシア・日本・イギリス合作映画『オラン・イカン』Q&A

1030oran 第37回東京国際映画祭のガラ・セレクションで上映されたシンガポール・インドネシア・日本・イギリス合作映画『オラン・イカン』のQ&Aに、マイク・ウィルアン監督と主演のディーン・フジオカが登壇しました。
この作品は、太平洋戦争中のインドネシア沖で船が沈没し、孤島に漂着した兵士のサバイバルアクションストーリー。
見る前はシリアスな戦争映画かと思いましたが、伝説のモンスターと闘うエンターテインメントでした。
監督はモンスター映画が大好きで、マレーシアに伝わる民話に出てくるオラン・イカンというモンスターを、戦争中の日本兵が見たと言う報告があったのが制作のきっかけだったそうです。

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2024/10/02

第61回金馬獎ノミネート発表!

1002jinma 10月2日、第61回金馬獎のノミネート発表会見が行われ、暦年最高の718作のエントリーから各部門の候補作が発表されました。
今回は台風襲来で台湾は通勤・通学停止になった為、会場での会見を変更し、金馬執行長の聞天祥(イエン・テンシャン)が、オンラインによりノミネート作品を発表しました。

今年の最多ノミネートは、大ヒットした霊界コメディ映画『鬼才之道』で、作品賞、監督賞、助演女優賞など11部門、続いて林書宇(トム・リン)監督のヒューマンドラマ『小雁與吳愛麗』と中国のLGBTQ映画『漂亮朋友』が8部門、今年のカンヌ国際映画祭でカメラ・ドール スペシャルメンションに輝いた『白衣蒼狗』が7部門、シンガポールの監督による4ヶ国合作映画『默視錄』が6部門となっています。

個人賞では、台湾は主演男優賞に大阪アジアン映画祭で上映された『春行』の喜翔(シー・シャン)、鍾孟宏(チョン・モンホン)監督の『餘燼』で張震(チャン・チェン)が入り、香港から『看我今天怎麼說』の游學修(ネオ・ヤウ)、『白衣蒼狗』のWanlop RUNGKUMJAD、中国から『漂亮朋友』の張志勇(チャン・ジーヨン)。

一方主演女優賞は、香港の『從今以後』の區嘉雯(アウ・ガーマン)と『我談的那場戀愛』の吳君如(サンドラ・ン)、看我今天怎麼說』の鍾雪瑩(チュン・セッイン)は昨年に続き二年連続ノミネート。
台湾は『女兒的女兒(娘の娘)』の張艾嘉(シルヴィア・チャン)と『小雁與吳愛麗』の夏于喬(シア・ユーチャオ)。
今年は香港の勢いが強いようです。

第61回金馬獎は、11月23日に台北の臺北流行音樂中心での授賞式で発表されます。

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2024/09/07

【台湾映画】2024金馬影展(映画祭)オープニングは『默視錄』!

0907jinma1 11月7日から開幕する台湾最大の映画祭「金馬影展」のオープニング作品が、シンガポールの楊修華(ヤン・ショウホア)監督の『默視錄』に決まりました。
本作は2021年に台湾の金馬投資会議(海外の投資者と協力して台湾映画の企画を支援する企画マーケット)に参加し、合作映画として成立した映画。
出演は李康生(リー・カンシェン)、巫建和(ウー・ジエンハー)、陳雪甄(ベラ・チェン)という実力派が顔を揃えて、ベネチア国際映画祭でワールドプレミアを行っています。

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2024/08/21

中国・シンガポール合作映画『国境ナイトクルージング』10月公開!

0821cruising1 『イロイロ ぬくもりの記憶(原題:爸媽不在家)』で鮮烈なデビューをしたシンガポールの陳哲藝(アンソニー・チェン)監督の新作、『国境ナイトクルージング』が10月18日(金)より新宿ピカデリーほかで全国公開となります。
本作は、中国と北朝鮮の国境の街、延吉を舞台に、挫折をひた隠し閉塞感の中で縮こまる3人の男女が出会い、凍りついていた孤独がほどけていく物語。
周冬雨(チョウ・ドンユイ)、劉昊然(リウ・ハオラン)、屈楚蕭(チュー・チューシアオ)が、揺れる感情と微妙な恋愛模様を展開します。

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2024/01/25

2024大阪アジアン映画祭ラインナップ発表!

Oaff2024 アジア映画ファンから発表が待たれていた大阪アジアン映画祭のラインナップが、本日発表されました。
今年はスペシャル・オープニング作品、クロージング作品を除いた作品数は53作品(うち、世界初上映13作、海外初上映10作、アジア初上映5作、日本初上映17作)、上映作品の製作国・地域は、21の国と地域(アメリカ、イギリス、インドネシア、オーストラリア、オランダ、カタール、韓国、シンガポール、スペイン、タイ、台湾、中国、ドイツ、バングラデシュ、フィリピン、フランス、ポルトガル、香港、マレーシア、モンゴル、日本)。
今回もバラエティに富んだ作品が集まっています。

開催概要
■名称:第19回大阪アジアン映画祭(OSAKA ASIAN FILM FESTIVAL 2024)
■期間:2024年3月1日(金)~10日(日)
■会場:ABCホール、シネ・リーブル梅田、T・ジョイ梅田、大阪中之島美術館
■料金:1,300円、青春22切符:22歳までの方、500円 全席指定席 ほか
■販売方法:T・ジョイ梅田、シネ・リーブル梅田上映分は各劇場ウェブサイトおよび劇場窓口にて販売。
ABCホール、大阪中之島美術館上映分は映画祭ウェブサイト及び会場窓口にて販売。
※チケットは2月21日より上映会場ごとに順次発売開始。詳細については、映画祭ウェブサイトにて告知されます。
■公式ホームページ:https://oaff.jp
■主催:大阪映像文化振興事業実行委員会(大阪市/一般社団法人大阪アジアン映画祭/大阪商工会議所/公益財団法人大阪観光局/朝日放送テレビ株式会社/生活衛生同業組合大阪興行協会/株式会社メディアプラス)
■支援:文化庁文化芸術振興費補助金(映画祭支援事業)
■協賛:台湾文化部/タイ王国文化省・タイ王国外務省・タイ王国大阪総領事館・国家ソフトパワー戦略委員会/神戸女学院大学文学部英文学科/公益財団法人芳泉文化財団
■問い合わせ:
大阪市総合コールセンター(なにわコール)TEL.06-4301-7285(年中無休8時から21時)FAX.06-6373-3302
大阪アジアン映画祭運営事務局 TEL.06-4301-3092(月曜日から金曜日:11時から17時)、
Email: info@oaff.jp

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2024/01/12

「第17回アジア・フィルム・アワード」ノミネーション発表!

0112afa 2024年3月10日(日)に香港で開催される、「第17回アジア・フィルム・アワード」(AFA)の各ノミネーションが、本日発表されました。
本年は、アジア24の国と地域より35作品のノミネート(全16部門)があり、日本の濱口竜介監督の『悪は存在しない』が作品賞や監督賞を含む最多6部門でノミネート。
作品賞は他に、今年の東京国際映画祭(TIFF)のオープニングを飾り、アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品
『PERFECT DAYS』(ヴィム・ヴェンダース監督)、同じく6部門でノミネートしているキム・ソンス監督の『12.12:The Day(英題)』(韓国)、プラサンナ・ヴィターナゲー監督の『Paradise』(スリランカ・インド)、そして2023年5月に逝去したペマ・ツェテン監督の作品で36回TIFFの東京グランプリ受賞作品『雪豹』(中国)がノミネートされ、最優秀作品賞を競います。

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2023/09/02

2023金馬影展オープニングは『五月雪』と『車頂上的玄天上帝』、クロージングが『愛情城事』!

0902jinma 11月9日に開幕する台湾最大の映画祭、金馬影展のオープニングとクロージングフイルムが発表されました。
オープニングは、2020年の金馬奨で最優秀新人監督賞を受賞した張吉安(チャン・ジーアン)監督の『五月雪』と、黃文英(ホアン・ウェンイン)監督の『車頂上的玄天上帝』。
クロージングは、台湾、香港、マレーシア、ブータン、フランスなどの監督達が台北を舞台に10編のラブストーリー
を紡いだ『愛情城事』です。

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2023/05/11

2023台北電影節國際新導演競賽(新人監督コンペティション)ノミネート発表!

0511tff 2023台北電影節の國際新導演競賽(新人監督コンペティション)のノミネートが発表され、台湾からは柯汶利(ハー・ウェンリー)監督の『默殺』と、大阪アジアン映画祭でも上映された柯震東(クー・チェンドン)監督の『黒の教育(原題:黑的教育)』が入選しました。

柯汶利監督第一作の『默殺』は、女子高生の失踪事件を発端に、現代人の恐怖と無関心を浮き彫りにするとともに、いじめに遭う特別支援教育の生徒の視点から恵まれない人々の窮状を描いています。
繊細かつ大胆な撮影技術が高く評価されています。
監督は「この映画に協力してくれたすべてのパートナーに感謝します。そして、私たちの映画が観られるようにこの機会をくれた台北映画祭に感謝します」と述べました。

柯震東監督の『黒の教育(原題:黑的教育)』は、3人の男子高校生が、卒業式の夜に互いの秘密を告白し合ったことからとんでもない展開になり、人間の本性の闇を暴き、善人と悪人の定義を探求する様子を描いています。
監督は「世界中の新人監督が集まるこの賞にノミネートされたことをたいへん光栄に思います。スタッフの皆さん、俳優の皆さん、授賞式でお会いしましょう!」と叫んでいました。

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2023/01/31

2023大阪アジアン映画祭ラインナップ発表!※2/10情報追加につき内容更新

0131oaff_20230131104901 アジア映画ファンお待ちかねの2023大阪アジアン映画祭のラインナップが、発表されました。
今年はスペシャル・オープニング作品、クロージング作品を除いた作品数は51作品(うち、世界初上映15作、海外初上映8作、アジア初上映2作、日本初上映20作)、16の国と地域の作品が上映されます。
そして、コロナ禍で2020年から途絶えていたゲストとの交流を再開するほか、上映会場の1つに2022年春にオープンした大阪中之島美術館が加わります。
なお、スペシャル・オープニング作品(メイン会場であるABCホール初日の3月15日(水)上映)と、クロージング作品については2月上旬の発表予定となっています。

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2022/10/04

第23回東京フィルメックス ラインナップ発表

1004filmex 10月4日、第23回東京フィルメックスのラインナップが発表されました。
コンペティション9作品、特別招待作品4作品、メイド・イン・ジャパン2作品、特集上映:ツァイ・ミンリャン3作品の全18作品が、10月29日(土) ~ 11月5日(土)まで上映されます。
コンペティション部門では、今年の審査委員長諏訪敦彦をはじめ、フランスのリティ・パン監督、香港の映画プログラマー キキ・ファン、韓国のキム・ヒジョン監督により審査され、最優秀作品賞と審査員特別賞が授与されます。

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