金馬奨

2024/12/05

2024金馬奨レッドカーペット

1205carpet 11月23日に第61回金馬獎の発表授賞式が台北の台北流行音楽中心で行われ、多くの監督や俳優はじめ映画人が集まり、レッドカーペットをウォーキングしました。
今年は会場変更に伴い、レッドカーペットの形状も変わり、私達メディアからはスタート地点が見えません。
直角に曲がったところからの短い距離、そして真ん中に置かれた金馬のオブジェの手前で事務局が決める撮影する人しない人が別れるという仕組みです。

授賞式の司会は俳優の劉冠廷(リウ・グァンティン)でしたが、レッドカーペットは楊千霈(ヤン・チエンペイ)、俳優徐鈞浩(シュー・チュンハオ)、そして王渝萱(ワン・ユーシェン)が務めました。

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ノミネート者やプレゼンターの華やかな姿を、アジアンパラダイス・チョイスでお楽しみ下さい。

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2024/11/30

2024金馬奨授賞式レポート

1130jinma1_20241130154001 第61回金馬獎の発表授賞式が、11月23日に台北の台北流行音楽中心で行われました。
これまでの国父記念館が改修に入ったためと、国家が力を入れて新しく作った施設の活用というのが、会場変更の理由だと思われます。
それに伴い取材環境も大きく変わり、メディアのベースとなるプレスセンターが屋外のテント。
更に驚いたのは、受賞者がトロフィーを持って登壇し撮影したり質疑を受ける受賞者プレスセンターも屋外テントなのです。
これはいかがなものかと思いました。
会場変更については語りたいことがたくさんあるのですが、それはともかく、まずは授賞式の様子をお伝えします。

1130liu 今年の司会者は、旬の俳優である劉冠廷(リウ・グァンティン)がつとめました。
プレスセンターでは受賞者が次々登壇するので授賞式の一部始終を見ることはできませんでしたが、パフォーマンスや機知に富んだコメントなど初めてながら素晴らしかったと、とても評判が良かったです。
そして、残念ながら受賞できませんでしたが、自身が出演している公開中の『餘燼』のPRも上手に織り交ぜていました。
2021年の林柏宏(リン・ボーホン)や2022年の謝盈萱(シエ・インシュアン)に続き、最近の俳優による司会はそれぞれ特色を出して成功していますね。

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2024/11/24

第61回金馬獎 作品賞は『一部未完成的電影(未完成の映画)』、張志勇(チャン・ジーヨン)と鍾雪瑩(チュン・セッイン)が主演男女優賞!

1124jinma_20241125003901 第61回金馬獎の発表授賞式が11月23日に台北流行音楽中心で行われ、作品賞は婁燁(ロウ・イエ)監督の『一部未完成的電影(未完成の映画)』、主演男優賞は『漂亮朋友』の張志勇(チャン・ジーヨン)、主演女優女優賞は『看我今天怎麼說』の鍾雪瑩(チュン・セッイン)が受賞しました。
トロフィーの数は、『鬼才之道』が5つで最多でしたが、美術デザイン賞、メイク&コスチュームデザイン奨、アクション賞、視覚効果賞、オリジナル楽曲賞で、監督や俳優の個人賞はなし。
次は『漂亮朋友』が主演男優賞、撮影賞、編集賞の三冠。続いてドキュメンタリー映画の『由島至島』がドキュメンタリー映画賞と音響効果賞の2つ。

その他個人賞は助演男優賞に『角頭-大橋頭』の施名帥(シー・ミンシュアイ)、助演女優賞が『小雁與吳愛麗』の楊貴媚(ヤン・グイメイ)、新人賞に『BIG』の鄭又菲(フェイフェイ・チェン)と台湾勢が健闘し、新人監督賞は台湾・シンガポール・フランス合作『白衣蒼狗』の曾威量(ツェン・ウェイリャン)と尹又巧(イン・ヨウチャオ)が獲得しました。

選考に関する詳細、各受賞者のコメントなどは、後日掲載します。

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2024/11/23

2024金馬奨アウト・オブ・コンペ観客賞は『漂亮朋友』、国際映画評論家賞に『空房間裡的女人』!

1122jinma0 11月22日に行われた第61回金馬獎ノミネートセレモニーにおいて、アウト・オブ・コンペの各賞が発表され、観客賞は中国映画『漂亮朋友』、国際映画評論家賞も中国映画の『空房間裡的女人』が受賞しました。
このセレモニーは、毎年授賞式の前日に行われ、ノミネート者にノミネート証書が手渡されます。
そして、参加したノミネート者がプレスセンターでミニ記者会見を行うのが習わし。受賞式前のためそれほどの内容ではありませんが、監督や俳優達の登壇は華やかで会場は明日の授賞式への期待感に溢れます。


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2024/11/04

【台湾】金馬奨のプレゼンター発表!日本からは阿部寛

1105abe 11月23日に台北で行われる第61回金馬奨のプレゼンターが発表され、日本からは阿部寛が参加することになりました。
阿部寛は2019年に林書宇(トム・リン)監督がマレーシアで撮った『夕霧花園』に主演し、この映画は2020年に大阪アジアン映画祭で上映後、日本でも公開されました。

李安(アン・リー)監督はじめとする映画界の重鎮、ベテランから若手までアジア各国の俳優が、今年のプレゼンターを務めます。

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2024/10/11

【台湾 映画賞】2024金馬奨の司会に劉冠廷(リウ・グァンティン)!

1011liu 2024金馬奨の授賞式司会者が、劉冠廷(リウ・グァンティン)に決まりました。
また、レッドカーペットの司会は楊千霈(ヤン・チエンペイ)が率い、2度目の司会となる俳優徐鈞浩(シュー・チュンハオ)、そして王渝萱(ワン・ユーシェン)が初挑戦となります。

劉冠廷は、2019年に『ひとつの太陽(原題:陽光普照)』で助演男優賞を獲得、2020年に『(原題:消失的情人節)』で主演男優賞に輝き、2021年に『詭扯』で2度目の助演男優賞を受賞するという、たいへんな経歴の持ち主。
更に、2019年はレッドカーペットの司会を務めていました。

今回の授賞式司会は夢にも思わなかったという劉冠廷、「人生は片道切符。金馬奨の司会者はひとつの停留所だと思い、勇気を出してバスを降りてその景色を楽しみます」と語っています。

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2024/10/02

第61回金馬獎ノミネート発表!

1002jinma 10月2日、第61回金馬獎のノミネート発表会見が行われ、暦年最高の718作のエントリーから各部門の候補作が発表されました。
今回は台風襲来で台湾は通勤・通学停止になった為、会場での会見を変更し、金馬執行長の聞天祥(イエン・テンシャン)が、オンラインによりノミネート作品を発表しました。

今年の最多ノミネートは、大ヒットした霊界コメディ映画『鬼才之道』で、作品賞、監督賞、助演女優賞など11部門、続いて林書宇(トム・リン)監督のヒューマンドラマ『小雁與吳愛麗』と中国のLGBTQ映画『漂亮朋友』が8部門、今年のカンヌ国際映画祭でカメラ・ドール スペシャルメンションに輝いた『白衣蒼狗』が7部門、シンガポールの監督による4ヶ国合作映画『默視錄』が6部門となっています。

個人賞では、台湾は主演男優賞に大阪アジアン映画祭で上映された『春行』の喜翔(シー・シャン)、鍾孟宏(チョン・モンホン)監督の『餘燼』で張震(チャン・チェン)が入り、香港から『看我今天怎麼說』の游學修(ネオ・ヤウ)、『白衣蒼狗』のWanlop RUNGKUMJAD、中国から『漂亮朋友』の張志勇(チャン・ジーヨン)。

一方主演女優賞は、香港の『從今以後』の區嘉雯(アウ・ガーマン)と『我談的那場戀愛』の吳君如(サンドラ・ン)、看我今天怎麼說』の鍾雪瑩(チュン・セッイン)は昨年に続き二年連続ノミネート。
台湾は『女兒的女兒(娘の娘)』の張艾嘉(シルヴィア・チャン)と『小雁與吳愛麗』の夏于喬(シア・ユーチャオ)。
今年は香港の勢いが強いようです。

第61回金馬獎は、11月23日に台北の臺北流行音樂中心での授賞式で発表されます。

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2024/08/31

【台湾映画】第61回金馬獎終身成就獎 俳優の鄭佩佩(チェン・ペイペイ)と撮影の林文錦(リン・ウェンジン)に!

0831jinma 第61回金馬獎の終身成就獎に、俳優の鄭佩佩(チェン・ペイペイ)と撮影の林文錦(リン・ウェンジン)が選ばれました。
鄭佩佩のお嬢さんは「私も母もこの仕事に誇りを持っています。金馬獎で母が受賞できたことはとても光栄です」、林文錦は「長いこと仕事をしてきましたが、金馬影展執行委員會がずうっと支持してくれて感謝します」とコメントしています。

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2023/12/04

2023金馬奨レッドカーペット

1204lian 11月25日に台北の国父記念館で行われた金馬奨授賞式、60回という節目だけに国内外からのゲストも多く、レッドカーペットはとても華やかでした。
これまではレッドカーペットの突き当たりがカメラマンスタンドだったのですが、今年は終点と平行する位置になり、作品チームごとの大勢口の並びがなく、全てソロショット撮影となったのが大きな変更点です。
それにより撮影時間が短縮され、以前は最後のウォーキング者を撮り終わってダッシュでプレスセンターに移動しても授賞式の開始に間に合わなかったのが、この改善により余裕ができました。
(写真は、レッドカーペットを歩く今年の審査委員長李安(リー・アン)監督です)

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2023/11/26

第六十回金馬獎 作品賞は『石門』(日本)、吳慷仁(ウー・カンレン)と林品彤(オードリー・リン)が主演男女優賞!

1126jinma 第六十回金馬獎の発表授賞式が11月25日に国父記念館で行われ、作品賞は大塚竜治監督と黃驥(ホワン・ジー)監督の『石門』(日本)、主演男優賞は『富都青年』の吳慷仁(ウー・カンレン)、主演女優女優賞は『小曉』の林品彤(オードリー・リン)が受賞しました。
トロフィーの数は、監督賞、助演男優賞、メイク&コスチュームデザイン奨、音楽賞の『老狐狸(Old Fox)』が4、『石門』が作品賞と編集賞で2、『疫起(エピデミック)』が視覚効果賞と美術デザイン賞の2、『本日公休』が助演女優賞とオリジナル主題歌賞の2ということで、全体にバランスがとれた感があります。

個人賞も、『老狐狸(Old Fox)』で監督賞の蕭雅全(シャオ・ヤーチュエン)、助演男優賞の陳慕義(アキオ・チェン)の2人が受賞しましたが、新人賞は香港映画『但願人長久(離れていても)』の謝咏欣(ツェ・ウィンヤン)、新人監督賞に香港映画『年少日記』の卓亦謙(ニック・チェク)でした。

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