金馬奨

2025/12/17

台湾金馬奨、次期主席に張震(チャン・チェン)!

1217jinma 中華圏最大の映画賞 金馬奨の次期主席に、台湾が誇る国際的俳優張震(チャン・チェン)の就任が決定しました。
4年の任期を終える現主席の国際的カメラマン李屏賓(リー・ビンビン)は、「2021年末に金馬奨執行委員会主席を引き継いで以来、心に刻み続けてきたのは、今後4年間の責任です。金馬奨の自由で公平、開放的な精神を堅持し続け、映画界の模範となること。また、先人の功績を受け継ぎ、若い映画人が世界へ羽ばたく足掛かりとすること。これらの理想は、金馬奨の全スタッフの努力と協力により、顕著な成果を上げてきました。ここに深く感謝申し上げます。
さらに困難な課題が一つありました。4年前に李安(アン・リー)監督から引き継いだ後、4年後に誰にバトンを渡すべきか。誰が皆と共に前進を続けるべきか?この数年間の思索と観察を経て、金馬賞には革新と活力を維持してほしいと願い、主席は若返る必要があると考えました。長い検討の末、思い浮かんだ人物が張震でした。彼の映画界における業績は周知の通りであり、時代と共に進化し続ける姿勢はますます貴重です。李安監督もこの考えを強く支持し、映画基金の朱延平(チュウ・イエンピン)をはじめとする委員会各位のご了承にも感謝申し上げます。金馬の重責は決して軽くありませんが、張震が喜んでこの重任を引き受けてくれ、心から嬉しく思います。彼が金馬をさらに前進させていくことを祈念し、期待しております」と語りました。

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2025/11/25

2025金馬奨授賞式と受賞者たち

1125opening 第62回金馬獎の発表授賞式が、11月22日に台北の台北流行音楽中心で行われました。
今年は司会者を置かずに、恒例のオープニングshortfilmから頑童MJ116の歌とダンサー達のミュージカルのようなシーンの流れがとても素敵で、主席の李屏賓(リー・ビンビン)の開幕宣言という素晴らしい構成で始まりました。
そして、最初のプレゼンターが昨年の司会者劉劉冠廷(リウ・グァンティン)と、2021年に司会を務めた林柏宏(リン・ボーホン)というニクい演出、軽妙なやりとりで見事な進行でしたね。
司会者はなく影アナによるプレゼンターの紹介だけなので、とてもスピーディ。これは良い試みだと思います。

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2025/11/23

第62回金馬獎 『大濛』が作品賞、張震(チャン・チェン)と范冰冰(ファン・ビンビン)が主演男女優賞を受賞!

1123jinma 第62回金馬獎の発表授賞式が11月22日に台北流行音楽中心で行われ、作品賞は陳玉勳(チェン・ユーシュン)監督の『大濛』、主演男優賞は『幸福之路(ラッキー・ルー)』の張震(チャン・チェン)、主演女優賞は『地母(母なる大地)』の范冰冰(ファン・ビンビン)が受賞しました。
トロフィーの数は『大濛』が作品賞、オリジナル脚本賞、美術デザイン賞、メイク&コスチュームデザインの4冠(その他アウト・オブ・コンペの観客賞)、『地母(母なる大地)』が主演女優賞、撮影賞、オリジナル主題歌賞の3、『幸福之路(ラッキー・ルー)』が主演男優賞、音楽賞、新人監督賞で3、『我家的事(我が家のこと)』が助演男優賞と脚色賞の2という結果に。

その他個人賞は、助演男優賞に『我家的事(我が家のこと)』の曾敬驊(ツェン・ジンホア)、助演女優賞は『人生海海(人生は海のように)』で陳雪甄(ベラ・チェン)、新人賞に『左撇子女孩』の馬士媛(マー・シーユアン)、監督賞は香港の李駿碩(ジュン・リー)が『眾生相』で、新人監督賞は『幸福之路(ラッキー・ルー)』によりLloyd Lee CHOIが獲得しました。

選考に関する詳細、各受賞者のコメントなどは、後日掲載します。

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2025/10/01

第62回金馬獎ノミネート発表!

1001jinma1 10月1日、第62回金馬獎のノミネート発表会見が行われ、全593作のエントリーから今年のレッドカーペットの司会者である楊千霈(ヤン・チエンペイ)、徐鈞浩(シュー・チュンハオ)、彭千祐(ポン・チエンヨウ)により各部門の候補作が発表されました。

今年の最多ノミネートは、陳玉勳(チェン・ユーシュン)監督の『大濛』で、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞など11部門、続いて米アカデミー賞の台湾代表に選出された鄒時擎(ツォウ・シーチン)監督の『左撇子女孩』が9部門、東京国際映画祭のコンペにもエントリーされたマレーシア映画で張吉安(チャン・ジーアン)の『地母(母なる大地)』と大阪アジアン映画祭で上映され、メインキャスト4人が薬師真珠賞を受賞、さらに台北電影奨でも主演女優賞や新人監督コンペティションで観客賞を獲得した『我家的事(我が家のこと)』が8部門となっています。

個人賞では、主演男優賞に大阪アジアン映画祭で上映されたシンガポール映画『好孩子(好い子)』の許瑞奇(リッチー・コー)、台湾映画ですが『大濛』で香港の柯煒林(ウィル・オー)、『幸福之路』の張震(チャン・チェン)、『深度安靜』の張孝全(チャン・シャオチュアン)、『我家的事(我が家のこと)』藍葦華(ラン・ウエイホア)の3人が台湾という顔ぶれです。

一方主演女優賞は、『大濛』の方郁婷(ケイトリン・ファン)、『我們意外的勇氣(私たちの意外な勇気)』の劉若英(レネ・リウ)、『深度安靜』の林依晨(アリエル・リン)、『我家的事(我が家のこと)』の高伊玲(ガオ・イーリン)の4人が台湾、残る一人がマレーシア映画ですが『地母(母なる大地)』の范冰冰(ファン・ビンビン)が中国と、今年は台湾勢が健闘しています。

第62回金馬獎は、11月22日に台北の臺北流行音樂中心での授賞式で発表されます。

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2025/08/12

第62回金馬獎「終身成就獎」に俳優の陳淑芳(チェン・シューファン)!

0812shufan1 第62回金馬獎「終身成就獎」に、俳優の陳淑芳(チェン・シューファン)が選出されました。
陳淑芳は1939年生まれの86才、1957年の台湾語映画『誰的罪惡』でデビュー、白黒の映画時代からテレビドラマ、さまざまな作品で幅広い演技と前向きな姿勢により、台湾映画で最も頻繁に出演する女優の一人となりました。
『風櫃(フンクイ)の少年(原題:風櫃來的人)』(1983)、『殺夫』(1984)、『結婚』(1985)、『台北ストーリー(原題:青梅竹馬)』(1985)、『恋恋風塵(原題:戀戀風塵』(1986)、『桂花巷』(1987)、『悲情城市』(1989)、『多桑/父さん(原題:多桑』(1994)、『春花夢露』(1996)、『天馬茶房』(1999)等で、ケーブルテレビの普及に伴うドラマコンテンツの急増により、陳淑芳は世代を超えて視聴者に親しまれている国民的おばあちゃんとなりました。

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2024/12/05

2024金馬奨レッドカーペット

1205carpet 11月23日に第61回金馬獎の発表授賞式が台北の台北流行音楽中心で行われ、多くの監督や俳優はじめ映画人が集まり、レッドカーペットをウォーキングしました。
今年は会場変更に伴い、レッドカーペットの形状も変わり、私達メディアからはスタート地点が見えません。
直角に曲がったところからの短い距離、そして真ん中に置かれた金馬のオブジェの手前で事務局が決める撮影する人しない人が別れるという仕組みです。

授賞式の司会は俳優の劉冠廷(リウ・グァンティン)でしたが、レッドカーペットは楊千霈(ヤン・チエンペイ)、俳優徐鈞浩(シュー・チュンハオ)、そして王渝萱(ワン・ユーシェン)が務めました。

1205moderator

ノミネート者やプレゼンターの華やかな姿を、アジアンパラダイス・チョイスでお楽しみ下さい。

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2024/11/30

2024金馬奨授賞式レポート

1130jinma1_20241130154001 第61回金馬獎の発表授賞式が、11月23日に台北の台北流行音楽中心で行われました。
これまでの国父記念館が改修に入ったためと、国家が力を入れて新しく作った施設の活用というのが、会場変更の理由だと思われます。
それに伴い取材環境も大きく変わり、メディアのベースとなるプレスセンターが屋外のテント。
更に驚いたのは、受賞者がトロフィーを持って登壇し撮影したり質疑を受ける受賞者プレスセンターも屋外テントなのです。
これはいかがなものかと思いました。
会場変更については語りたいことがたくさんあるのですが、それはともかく、まずは授賞式の様子をお伝えします。

1130liu 今年の司会者は、旬の俳優である劉冠廷(リウ・グァンティン)がつとめました。
プレスセンターでは受賞者が次々登壇するので授賞式の一部始終を見ることはできませんでしたが、パフォーマンスや機知に富んだコメントなど初めてながら素晴らしかったと、とても評判が良かったです。
そして、残念ながら受賞できませんでしたが、自身が出演している公開中の『餘燼』のPRも上手に織り交ぜていました。
2021年の林柏宏(リン・ボーホン)や2022年の謝盈萱(シエ・インシュアン)に続き、最近の俳優による司会はそれぞれ特色を出して成功していますね。

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2024/11/24

第61回金馬獎 作品賞は『一部未完成的電影(未完成の映画)』、張志勇(チャン・ジーヨン)と鍾雪瑩(チュン・セッイン)が主演男女優賞!

1124jinma_20241125003901 第61回金馬獎の発表授賞式が11月23日に台北流行音楽中心で行われ、作品賞は婁燁(ロウ・イエ)監督の『一部未完成的電影(未完成の映画)』、主演男優賞は『漂亮朋友』の張志勇(チャン・ジーヨン)、主演女優女優賞は『看我今天怎麼說』の鍾雪瑩(チュン・セッイン)が受賞しました。
トロフィーの数は、『鬼才之道』が5つで最多でしたが、美術デザイン賞、メイク&コスチュームデザイン奨、アクション賞、視覚効果賞、オリジナル楽曲賞で、監督や俳優の個人賞はなし。
次は『漂亮朋友』が主演男優賞、撮影賞、編集賞の三冠。続いてドキュメンタリー映画の『由島至島』がドキュメンタリー映画賞と音響効果賞の2つ。

その他個人賞は助演男優賞に『角頭-大橋頭』の施名帥(シー・ミンシュアイ)、助演女優賞が『小雁與吳愛麗』の楊貴媚(ヤン・グイメイ)、新人賞に『BIG』の鄭又菲(フェイフェイ・チェン)と台湾勢が健闘し、新人監督賞は台湾・シンガポール・フランス合作『白衣蒼狗』の曾威量(ツェン・ウェイリャン)と尹又巧(イン・ヨウチャオ)が獲得しました。

選考に関する詳細、各受賞者のコメントなどは、後日掲載します。

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2024/11/23

2024金馬奨アウト・オブ・コンペ観客賞は『漂亮朋友』、国際映画評論家賞に『空房間裡的女人』!

1122jinma0 11月22日に行われた第61回金馬獎ノミネートセレモニーにおいて、アウト・オブ・コンペの各賞が発表され、観客賞は中国映画『漂亮朋友』、国際映画評論家賞も中国映画の『空房間裡的女人』が受賞しました。
このセレモニーは、毎年授賞式の前日に行われ、ノミネート者にノミネート証書が手渡されます。
そして、参加したノミネート者がプレスセンターでミニ記者会見を行うのが習わし。受賞式前のためそれほどの内容ではありませんが、監督や俳優達の登壇は華やかで会場は明日の授賞式への期待感に溢れます。


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2024/11/04

【台湾】金馬奨のプレゼンター発表!日本からは阿部寛

1105abe 11月23日に台北で行われる第61回金馬奨のプレゼンターが発表され、日本からは阿部寛が参加することになりました。
阿部寛は2019年に林書宇(トム・リン)監督がマレーシアで撮った『夕霧花園』に主演し、この映画は2020年に大阪アジアン映画祭で上映後、日本でも公開されました。

李安(アン・リー)監督はじめとする映画界の重鎮、ベテランから若手までアジア各国の俳優が、今年のプレゼンターを務めます。

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