第40屆香港電影金像獎ノミネート発表!
第40屆香港電影金像獎のノミネートが2月16日に発表され、東京国際映画祭で上映された鄭保瑞(ソイ・チェン)監督の「智齒(リンボ)」が、作品、監督、脚本、主演男優、主演女優など最多14部門、次いで梁樂民(リョン・ロクマン)監督の「梅艷芳」が作品、監督、主演女優、新人ほかを含み12部門、李駿碩(ジュン・リー)監督の「濁水漂流」が作品、脚本、主演男優、助演男優×2、助演女優など11部們にノミネートされました。
昨年はコロナ渦で映画界も多大な影響を受け、延期となった金像獎は2年分の作品を対象にノミネート作品が選ばれましたが、かなりの激戦だったのではないでしょうか。
個人賞では主演男優賞で林家棟(ラム・カートン)が「手捲煙(手巻き煙草)」と「智齒(リンボ)」でダブルノミネート、最高齢の謝賢(パトリック・ツェ)や吳鎮宇(ン・ジャンユー)、梁仲恆(リャン・チュンハン)が並んでいます。
主演女優賞は大ベテラン鞏俐(コン・リー)と吳君如(サンドラ・ン)に、周秀娜(クリッシー・チャウ)、新鋭の王丹妮(ルイーズ・ウォン)と劉雅瑟(リウ・ヤーソー)がどんな闘いを見せるのか、興味深いですね。
また、アジア映画賞は、「月老」、「美國女孩(アメリカンガール)」、「消失的情人節(1秒先の彼女)」と、3作全て台湾映画となっています。