金像奨

2024/02/07

第42回香港電影金像獎ノミネート発表!

0207hk 第42回香港電影金像獎のノミネートが2月6日に発表され、「白日之下(白日の下)」が16部門で最多ノミネート、続いて「年少日記」と「金手指」が12部門、「命案(マッド・フェイト)」と「毒舌大狀(毒舌弁護人〜正義への戦い〜)」が10部門となっています。
「白日之下(白日の下)」の簡君晋(ローレンス・カン)と「年少日記」の卓亦謙(ニック・チョク)は、監督賞と新人監督賞にダブルノミネートされ、新しい才能が高く評価されています。

主演男優賞は「金手指」の梁朝偉(トニー・レオン)はじめ「白日之下(白日の下)」の林保怡(ボウイ・ラム)、「年少日記」の盧鎮業(ロー・ジャンイップ)、「毒舌大狀(毒舌弁護人〜正義への戦い〜)」の黃子華(ウォン・ジーワ)の香港勢に唯一挑むのが中国の「第八個嫌疑人」で大鵬(ダー・ポン)という勢力図です。
主演女優賞は「4拍4家族」の謝安琪(ケイ・ツェ)、「不日成婚2」の衛詩雅(ミシェール・ワイ)、「白日之下(白日の下)」の余香凝(ジェニファー・ユー)、「毒舌大狀(毒舌弁護人〜正義への戦い〜)」の王丹妮(ルイーズ・ウォン)、「填詞L(作詞家志望)」の鍾雪瑩(チュン・セッイン)と、全て香港。

また、香港電影評論學會大獎で最優秀男優賞を獲得した「但願人長久(離れていても)」の吳慷仁(ウー・カンレン)は、助演男優賞にノミネート、ベテランから新人まで幅広い候補者の中で、どういう戦を見せるのか、興味深いです。

第42回香港電影金像獎の発表授賞式は、4月14日に香港文化中心で行われます。

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2023/04/18

今年の金像獎は最高だったなぁ・・・映画ライター杉山亮一さんの2023香港電影金像奨レポート!

【アジアンパラダイスの前説】
4年ぶりに金像奨取材に行った友人で映画ライターの杉山さんが、アジアンパラダイスに寄稿して下さいました。
そして、レッドカーペットや授賞式の写真もたくさん提供していただいたので、その貴重な写真とともに現地の様子をお楽しみください。

※写真はクリックすると別ウィンドウで拡大表示します

【本文】
0418hkgfa 僕は1990年代から、ずーっと毎年、香港電影金像獎の授賞式に通っています。2019年までに一度だけ金像獎に行けなかったのはSARS真っ只中の2003年(四大天王がレスリーの『當年情』を感動的に合唱したあの年です)だったのですが、その後、コロナ禍の影響で授賞式そのものがなくなったり、入国時の待機期間がボトルネックになったりして、4年間も金像獎とは縁がなくなってしまいました。
そんな状況下、満を持しての(?)今年の金像獎は、個人的な思いもさることながら、香港映画の新しいステージを予見させるような、味わい深いイベントだったと思います。

近年の香港映画は、(主としてベテラン監督たちが)中国大陸に軸足を移して制作する映画と、(主として若手監督たちが)香港で香港人観客のために制作するインディーズ映画に二極分化する傾向がみられたのですが、時が経つにつれ、中国マネーが入りつつも限りなく香港映画っぽい作品や、大物スターが無償参加することでメジャー感が付加されたインディーズ映画が登場し始め、現在ではバラエティに富んだ作品群が市場を形成しています。それはかつての、東洋のハリウッドと称された時代とは異なるものではあるのですが、映画大国香港は、確実にその輝きを取り戻してきています。
今年の金像獎のノミネートと授賞結果には、そんな香港の「いま」が色濃く反映されているような気がしてなりません。

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2023/04/17

第41屆香港電影金像獎 作品賞は『給十九歲的我』、主演男女優賞は劉青雲(ラウ・チンワン)と鄭秀文(サミー・チェン)!

0416jinxiang 第41屆香港電影金像獎の発表授賞式が4月16日に発表され、『給十九歲的我』が作品賞に輝き、主演男優賞は『神探大戰(神探大戦)』の劉青雲(ラウ・チンワン)、主演女優賞に『流水落花』の鄭秀文(サミー・チェン)が選ばれました。
監督賞に『神探大戰(神探大戦)』の韋家輝(ワイ・カーワイ)、助演男優賞は32年ぶりに金像奨個人部門ノミネートされた『風再起時』の許冠文(マイケル・ホイ)、助演女優賞は『飯戲攻心』の王菀之(イヴァナ・ウォン)が獲得。

トロフィーの数では『神探大戰(神探大戦)』が最多で4、続いて『風再起時』と『明日戰記(未来戦記)』が3つずつでした。

なお、作品賞のドキュメンタリー「給十九歳的我」は、争議により香港での公開を停止し、金像奨のノミネートも出品者が辞退を表明していると言われていましたが、結局辞退せず受賞という結果で、香港のメディアがまたまた騒然としているようです。

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2023/02/10

第41屆香港電影金像獎ノミネート発表!

第41屆香港電影金像獎のノミネートが2月9日に発表され、「正義迴廊」が、作品、監督、脚本、主演男優×2、主演女優など最多16部門ノミネート。
次いで昨年東京国際映画祭で上映された「神探大戰(神探大戦)」が作品、監督、脚本、主演男優などで、日本ではNetflixでも配信中の「明日戰記(未来戦記)」も作品、撮影など、「飯戲攻心」が監督、脚本、助演男優×2,助演女優×2含め、それぞれ11部們にノミネートされました。

個人賞では主演男優賞で「白日青春」の黃秋生(アンソニー・ウォン)、「神探大戰(神探大戦)」の劉青雲(ラウ・チンワン)が、主演女優賞には毛舜筠(テレサ・モー)、鄭秀文(サミー・チェン)、張艾嘉(シルヴィア・チャン)という日本でもお馴染みの顔ぶれが並んでいます。
そして、許冠文(マイケル・ホイ)が「風再起時」で32年ぶりに金像奨個人部門ノミネートとなっています。

なお、香港の報道によると作品賞と監督賞にノミネートされているドキュメンタリー「給十九歳的我」は、現在争議中で香港での公開を停止し、金像奨のノミネートも出品者が辞退を表明しているそうですが、金像獎の公式サイトでは掲載されていますので、そのままこちらにも載せています。

また、3月に開催される大阪アジアン映画祭で上映される香港作品4作のうち「白日青春」「流水落花」「香港ファミリー(原題:過時·過節)」の3作が各部門に、昨年上映された「緣路山旮旯(僻地へと向かう)」の余香凝(ジェニファー・ユー)が助演女優賞にノミネートされています。

第41屆香港電影金像獎の発表授賞式は、4月16日に香港文化中心で行われます。

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2022/07/18

第40屆香港電影金像獎 『アニタ(原題:梅艷芳)』が最多五冠、作品賞は『レイジング・ファイア(原題:怒火)』!

0718hkf 第40屆香港電影金像獎の発表授賞式が7月17日に九龍湾国際貿易展示センターで発表され、大阪アジアン映画祭で上映後ディレクターズカット版がDisney+で配信中の『アニタ(原題:梅艷芳)』が助演女優賞、新人賞など最多五冠に輝きました。
日本でも公開された『レイジング・ファイア(原題:怒火)』が作品賞、監督賞はじめ四冠、東京国際映画祭で上映された『リンボ(原題:智齒)』は主演女優賞など同じく4つのトロフィーを獲得。
主演男優賞は、前評判の高かった『黄昏をぶっ殺せ(原題:殺出個黃昏)』の謝賢(パトリック・ツェ)が受賞、主演女優賞は『リンボ(原題:智齒)』の劉雅瑟(リウ・ヤーソー)、新人賞には『アニタ(原題:梅艷芳)』の王丹妮(ルイーズ・ウォン)が受賞しました。

昨年はコロナ渦で映画界も多大な影響を受け、今回は2年分の作品が対象となる異例の金像奨でしたが、若手俳優の受賞が目立ち、香港映画を担う新しい世代の成長はとても頼もしく思えます。

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2022/02/16

第40屆香港電影金像獎ノミネート発表!

0216limbo 第40屆香港電影金像獎のノミネートが2月16日に発表され、東京国際映画祭で上映された鄭保瑞(ソイ・チェン)監督の「智齒(リンボ)」が、作品、監督、脚本、主演男優、主演女優など最多14部門、次いで梁樂民(リョン・ロクマン)監督の「梅艷芳」が作品、監督、主演女優、新人ほかを含み12部門、李駿碩(ジュン・リー)監督の「濁水漂流」が作品、脚本、主演男優、助演男優×2、助演女優など11部們にノミネートされました。
昨年はコロナ渦で映画界も多大な影響を受け、延期となった金像獎は2年分の作品を対象にノミネート作品が選ばれましたが、かなりの激戦だったのではないでしょうか。

個人賞では主演男優賞で林家棟(ラム・カートン)が「手捲煙(手巻き煙草)」と「智齒(リンボ)」でダブルノミネート、最高齢の謝賢(パトリック・ツェ)や吳鎮宇(ン・ジャンユー)、梁仲恆(リャン・チュンハン)が並んでいます。
主演女優賞は大ベテラン鞏俐(コン・リー)と吳君如(サンドラ・ン)に、周秀娜(クリッシー・チャウ)、新鋭の王丹妮(ルイーズ・ウォン)と劉雅瑟(リウ・ヤーソー)がどんな闘いを見せるのか、興味深いですね。

また、アジア映画賞は、「月老」、「美國女孩(アメリカンガール)」、「消失的情人節(1秒先の彼女)」と、3作全て台湾映画となっています。

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2020/05/06

第三十九屆香港電影金像獎「少年的你(少年の君)」が圧勝!

0212hkfa 第三十九屆香港電影金像獎の発表授賞式は、当初4月19日に行われる予定でしたが、新型コロナウィルスの影響で本日5月6日にオンラインでの発表となりました。
http://www.hkfaa.com/index.html
主席の爾冬陞(イー・トンシン)がひとり粛々と発表し、10分ほどで終了。
最多12部門ノミネートの曾國祥(デレク・ツァン)監督の「少年的你(少年の君」が作品、監督、脚本、主演女優、新人、攝影、服装造型設、原創電影歌曲の8冠を制して圧勝という結果になりました。
主演男優賞は、「叔‧叔」の太保(タイ・ボー)、助演男優賞が張達明(チャン・ダッミン)「麥路人(ファストフード店の住人たち)」、助演女優賞に「叔‧叔」の區嘉雯(アウ・ガーマン)が選ばれました。

また、新人監督賞は「金都(私のプリンス・エドワード)」の黃綺琳(ノリス・ウォン)、アジア映画賞は中国の「大象席地而坐(象は静かに座っている)」が受賞しました。

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2020/02/12

第三十九屆香港電影金像獎ノミネート発表!

0212hkfa 第三十九屆香港電影金像獎のノミネートが2月12日に発表され、曾國祥(デレク・ツァン)監督の「少年的你(少年の君」が作品、監督、脚本、主演男優、主演女優、新人ほかを含み最多12部門、次いで麥曦茵(ヘイワード・マック)監督の「花椒之味」が作品、監督、脚本、主演女優、助演女優など11部們にノミネートされました。この2作は3月の大阪アジアン映画祭で上映されます。
そして東京国際映画祭で上映した「麥路人(ファストフード店の住人たち)」は作品、主演男優、助演男優2,助演女優など10部門の候補になっています。

個人賞では主演男優賞に郭富城(アーロン・クォック)、古天樂(ルイス・クー)という常連のスターに演技派の太保(タイ・ボー)、若手の易烊千玺(イーヤン・チェンシー)と朱栢康(チュー・パッホン)が入りました。
主演女優賞は鄭秀文(サミー・チェン)が「花椒之味」と「聖荷西謀殺案」でダブルノミネート、「少年的你(少年の君」の周冬雨(チョウ・ドンユィ)、「金都(私のプリンス・エドワード)」の鄧麗欣(ステフィー・タン)という強力な女優陣の中で、「幻愛」の蔡思韵(セシリア・チョイ)が期待の若手として挑みます。

今年は大作ではなくアート系の佳作や優れたインディペンデント映画が評価され、香港映画人たちの気骨と努力が如実に表れたノミネートだと言えるでしょう。
また、今年は新型コロナウィルスの影響でノミネート記者会見は行われずリリース送付という形になり、発表授賞式は4月19日に行われる予定でしたが、5月に延期し従来の形式を変えて行うことになったそうです。

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2019/04/14

第三十八屆香港電影金像獎『無雙(プロジェクト・グーテンベルグ)』が圧勝!

1230project 第三十八屆香港電影金像獎の発表授賞式が香港文化中心で行われ、最多17部門ノミネートの『無雙(プロジェクト・グーテンベルグ)』が作品、監督、脚本、撮影など7部門で最多受賞しました。
そして、『淪落人(みじめな人)』の黃秋生(アンソニー・ウォン)が主演男優賞、Crisel Consunjiが新人奨、陳小娟(オリバー・チャン)が新人監督賞を受賞。
主演女優賞は『三夫(三人の夫)』の曾美慧孜(クロエ・マーヤン)、助演男優賞は袁富華(ベン・ユエン)、助演女優賞惠英紅(カラ・ワイ)の『翠絲(トレーシー)』コンビでした。

今年は冒頭に鬼籍に入った映画人を追悼し、その後に32名の若手俳優達が今年のコンセプト「Keep Rolling」のパフォーマンスをするという演出で、香港映画の新しい風をフィーチャー。これは日本映画の『カメラを止めるな!』からインスパイアされてつけたコンセプトだと、プレゼンターで登場した濱津隆之と秋山ゆずきが言っていました。
司会もこの明日を担う若い俳優達が順番につとめ、映画賞授賞式の定石を破った進行がとても斬新で素敵でした。

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2019/02/12

第三十八屆香港電影金像獎ノミネート発表!

1230project第三十八屆香港電影金像獎のノミネートが2月12日に発表され、莊文強(フェリックス・チョン)監督の「無雙」が作品、監督、脚本、主演男優×2、主演女優、助演男優、助演女優ほかを含み最多17部門、次いで陳詠燊(サニー・チャン)監督の「逆流大叔」が監督、脚本、主演男優など10部們、「翠絲(トレーシー)」は脚本、主演男優など9部門、大阪アジアン映画祭で上映される「淪落人(みじめな人)」は作品、監督、脚本、主演男優など8部門、中国でメガヒットの「紅海行動(オペレーション・レッド・シー)」も作品、監督、助演女優など8部門にノミネートされました。

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