タイ

2025/04/09

大阪アジアン映画祭タイ映画『いばらの楽園』プロデューサーのワンルディー・ポンシッティサックQ&A

0409paradise1 大阪アジアン映画祭で3月23日に上映されたタイ映画『いばらの楽園』プロデューサーのワンルディー・ポンシッティサックQ&Aの模様をお伝えします。
本作は、念願のドリアン農園を手に入れ結婚するはずだった主人公が突然の事故で同性の恋人を亡くし、その家族に農園を乗っ取られてしまうという愛憎入り混じる人間ドラマです。
タイ映画のメジャースタジオGDHが手がけた作品で、同性婚について描かれていますが、タイで同性婚法が施行される半年前に公開されたそうです。

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2025/03/19

第20回大阪アジアン映画祭スペシャル・オープニングセレモニー開催!

0319oaff_20250319225701 3月14日に開幕した第20回大阪アジアン映画祭のメイン会場ABCホールの上映初日となる3月19日(火)に、ゲストを迎えてのスペシャル・オープニングセレモニーが開催されました。
スペシャル・オープニング作品、カザフスタンのミュージカル映画『愛の兵士』の日本初上映に先立ち行われたセレモニーでは、上映作品67作品中、フランス、ポルトガル、ドイツ、香港、日本、カザフスタン、韓国、フィリピン、台湾、タイの18作品から、監督、出演者など30名を超えるゲストが登壇しました。

セレモニーでは、まず大阪映像文化振興事業実行委員会委員長の上倉庸敬より「映画は画面に映っていないものを映し出し、そこに響いていない言葉に耳を傾けさせるものです。映画の作り手と観客の皆様と共に過ごしてきた20年は、私たち映画祭にとって至福の時間でした」と、20回を迎えることができたことへの感謝が述べられました。
続いて、大阪市長挨拶が代読され、「大阪市では、市民の皆様に多彩なアジア映画の魅力をお楽しみいただき、映像文化の裾野を広げていけるよう、また、大阪を映像文化の創造と発信、交流と人材育成の拠点とすることをめざして「大阪アジアン映画祭」を開催しており、今回、本映画祭は節目となる第20回を迎えることができました。」と、「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマに20回を迎えることができたことへの喜びが伝えられました。

ゲストを代表して、スペシャル・オープニング作品『愛の兵士』のファルハット・シャリポフ監督が「コンニチワ!オオサカです!」と日本語で挨拶すると、会場はあたたかい笑いに包まれました。映画祭が20回を迎えることへのお祝いの言葉に続いて、「一緒に心から映画祭を楽しみましょう」と会場に語りかけると、会場は大きな拍手に包まれ、第20回大阪アジアン映画祭のメイン会場となるABCホールでの上映が開幕しました。

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2025/03/10

第20回大阪アジアン映画祭 暉峻創三プログラミング・ディレクター インタビュー!

0310teruoka1 第20回大阪アジアン映画祭は、3月14日から開幕を前にゲスト情報も発表になり、チケット発売開始で皆さん期待が膨らんでいることでしょう。
今回は18の国と地域から選ばれた67作品が上映されますが、上映作品やそれを選ぶプログラミング・ディレクターの視点やこだわりが、それぞれの映画祭の個性に繋がっていると思います。
そこで、アジアンパラダイスではこのラインナップがどのように選ばれたのか、暉峻創三プログラミング・ディレクターにお聞きしました。

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2025/02/18

タイ映画『おばあちゃんと僕の約束』6月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開!

0218lahnmah 2024年4月にタイで公開され、年間最大のオープニング成績を記録した超話題作『おばあちゃんと僕の約束』が、
6月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開されます。
本作は涙なしには観られないことから、鑑賞後に号泣する観客の様子を、TikTokをはじめとするソーシャルメディアに上げるブームが勃発。若者を中心に大流行し、社会現象となり、世界中で驚異の約120億円超の記録的な大ヒットに繋がりました。
製作は、『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』(17)、『女神の継承』(21)でヒット連発、“アジアのA24”と称される新進気鋭の映画スタジオGDH。本作で、タイ史上初となるアカデミー賞®国際長編映画部門ショートリスト入りを果たしました。

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2025/02/14

第20回大阪アジアン映画祭全ラインナップ&スケジュール発表!

0131oaff_20250130164801 3月14日(金)から3月23日(日)まで「開催される第20回大阪アジアン映画祭」、記念すべき第20回にふさわしい全ラインナップとスケジュールが発表になりました。
そのなかには、かつて短編作家として入選した監督による長編デビュー作の、コンペ部門における世界初上映、海外初上映も含まれます(『我が家の事』『その人たちに会う旅路』)。
一方で、アジア映画と世界の未来を照らし出す新トレンドにも要注目。
主に新鋭の作品が揃う場だったインディ・フォーラム部門では、既に業界で名声を築いた監督が敢えてインディな座組で自由闊達な表現を実現した傑作が複数入選。
また全部門・特集にわたって、既成の男女の性役割・関係性にとらわれない新しいあり方を示唆した作品が並んでいます。
≪第20回大阪アジアン映画祭≫
【上映作品本数】67作品
※うち、世界初上映19作、海外初上映6作、アジア初上映4作、日本上映31作
【上映作品製作国・地域】18の国と地域
※バングラデシュ、中国、フランス、ドイツ、香港、インド、インドネシア、日本、カザフスタン、韓国、マレーシア、モンゴル、ノルウェー、フィリピン、台湾、タイ、アメリカ、ベトナム
【部門】
スペシャル・オープニング
クロージング
コンペティション部門
特別注視部門
インディ・フォーラム部門
特集企画<タイ・シネマ・カレイドスコープ2025>
特集企画<台湾:電影ルネッサンス2025>
特集企画<Special Focus on Hong Kong 2025>
特別招待作品部門
神戸女学院大学国際学部協賛上映
芳泉文化財団協賛企画<映像研究助成>
芳泉文化財団協賛企画<映像研究表彰>
特別上映《VIPO Film Awardの成果》
≪映画祭概要≫
名称:第20回大阪アジアン映画祭(OSAKA ASIAN FILM FESTIVAL 2025)
会期:2025年3月14日(金)から3月23日(日)まで
上映会場:ABCホール、テアトル梅田、T・ジョイ梅田、大阪中之島美術館
公式HP:https://oaff.jp
――――――――――――
主催:大阪映像文化振興事業実行委員会(大阪市、一般社団法人大阪アジアン映画祭、大阪商工会議所、公益財団法人大阪観光局、朝日放送テレビ株式会社、生活衛生同業組合大阪興行協会、株式会社メディアプラス)
■上映スケジュール
上映スケジュールは、公式HPスケジュールページをご覧ください。
■チケット情報
3月6日(木)より順次発売。詳細は公式HPをご覧ください。
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2025/01/31

第20回大阪アジアン映画祭3月14日から3月23日まで開催 オープニングはカザフスタンのミュージカル・エンタテインメント映画『愛の兵士』!

0131oaff_20250130164801 「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマに、アジア映画最新作のコンペティション部門をはじめ、特別注視部門、インディ・フォーラム部門、その他特集企画・部門など、多彩なプログラムでアジア映画の魅力を紹介する大阪アジアン映画祭が、3月14日(金)〜3月23日(日)に開催されれます。
オープニングは、カザフスタンのミュージカル・エンタテインメント映画『愛の兵士』に決定。さらに、第一弾のラインナップも発表になりました。

『愛の兵士』は、カザフスタンの新星・ファルハット・シャリポフ監督のミュージカル・エンタテインメント映画。1990年代に一世を風靡し、いまなお第一線で活躍するカザフスタンの国民的人気グループA'Studioをフィーチャーした、美しい音楽と魅惑的なダンスが息をのむ傑作ミュージカル。
前作『SCHEME』(2022)がベルリン国際映画祭ジェネレーション14plus国際審査員グランプリを受賞した注目の監督の最新作です。
近年K-POPと並び人気が高まるQ-POP(カザフスタンポップ)と共に、新世代のカザフスタン映画を日本でいち早く紹介。
3月19日(水)メイン会場であるABCホールの初日に上映いたします。上映前にはゲストを迎えるスペシャル・オープニング・セレモニーも開催されます。

≪コメント≫
スペシャルOP作品『愛の兵士』に寄せる
記念すべき第20回を迎えた大阪アジアン映画祭は、未知の新しい世界に触発され、未来の見取り図へのヒントが得られる作品をスペシャル・オープニングに据えたいと、ずっと考えてきました。結果、迷うことなく選ばれたのがカザフスタン映画「愛の兵士」です。Q-POP(カザフスタンポップ)をふんだんに盛り込んだ、高揚感を禁じ得ないミュージカル・エンタテインメントでありつつ、高度に繊細で、洗練されていて、芸術的。本作を目にすれば、映画とポップスの両面で、アジアに予想をはるかに超えた新勢力が台頭してきたことを、誰もが確信するはずです。
── 暉峻創三(大阪アジアン映画祭プログラミング・ディレクター)

第一弾ラインナップは、短編映画17作品&特別上映《VIPO Film Awardの成果》にマレーシア、香港、中国合作映画『蒙古馬を殺す』。
『蒙古馬を殺す』は、昼は牧畜、夜は馬術ショーのパフォーマーとして生計を立てる男の姿を通し、草原から都市へ、都市から観光地へと押し出されるモンゴル族の生活を描いた意欲作。
本作にて内モンゴル出身のチアン・シャオシュエン監督は、ヴェネツィア国際映画祭2024 Authors Under 40 Award監督・脚本賞を受賞しました。

≪映画祭概要≫
名称:第20回大阪アジアン映画祭(OSAKA ASIAN FILM FESTIVAL 2025)
会期:2025年3月14日(金)から3月23日(日)まで
上映会場:ABCホール、テアトル梅田、T・ジョイ梅田、大阪中之島美術館
公式HP:https://oaff.jp
主催:大阪映像文化振興事業実行委員会(大阪市、一般社団法人大阪アジアン映画祭、大阪商工会議所、公益財団法人大阪観光局、朝日放送テレビ株式会社、生活衛生同業組合大阪興行協会、株式会社メディアプラス)

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2025/01/07

アジア・フィルム・アワードのアンバサダーにディーン・フジオカ、ユース・アンバサダーは岡田将生、オークベープ・チュティモン、林柏宏(リン・ボーホン)、盧鎮業(ロー・ジャンイップ)!

0107afa 2025年3月16日(日)香港で開催予定のアジア全域版アカデミー賞「第18回アジア・フィルム・アワード」(以下、AFA)で、AFA史上初めて、AFAアンバサダーとアジア各国の4人の若手俳優からなるユース・アンバサダーの5人をAFAの顔として迎えることが発表されました。
アンバサダーのディーン・フジオカは香港でモデルとして活動を始めデビュー映画に主演、台湾でも映画やドラマで活躍し、2011年からの日本での活躍ぶりはご存知の通り。
ユース・アンバサダーの岡田将生は日本の映像界の第一線で活躍し、アジアだけでなく世界から活躍が注目される俳優の一人です。
タイからは『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』に主演し、人気を集めたオークベープ・チュティモン。
台湾の林柏宏(リン・ボーホン)と香港の盧鎮業(ロー・ジャンイップ)はどちらも若手実力派として活躍しています。

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2024/03/28

大阪アジアン映画祭 タイ映画『フンパヨン 呪物に隠れた闇』ポンタリット・チョーティグリッサダーソーポン監督アフタートークレポート

0310funun 3月10日に大阪アジアン映画祭で上映されたタイ映画『フンパヨン 呪物に隠れた闇』のポンタリット・チョーティグリッサダーソーポン監督のアフタートークの模様をお届けします。
本作は、出家した兄に会うためドンシンタム島を訪れた青年が、奇怪な事件に巻き込まれていくサスペンス。
今日本でたいへんなブームのタイBLドラマ『Lovely Writer The Series』や『Step by Step』などに出演しているプーンパット・イアン=サマン、『The Gifted Graduation』や『Fish Upon the Sky』などに出演するプーウィン・タンサックユーンが主演しています。

劇中には伝承魔術やその象徴的な人形や土偶など、タイの風習・伝説が盛り込まれ、ホラー映画と呼ばれることもあるようですが、サスペンとした方が良い気がします。
監督のお話にあるように、実際に古式魔術が伝わるところで撮影されたということで、見ているだけで不思議な世界へ誘われます。

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2024/03/26

Podcast 大阪アジアン映画祭 タイ映画『親友かよ』のアッター・ヘムワディー監督とプロデューサーのバズ・プーンピリヤ アフタートーク

0309shinyu 3月9日に大阪アジアン映画祭で上映されたタイ映画『親友かよ』のアッター・ヘムワディー監督とプロデューサーのバズ・プーンピリヤのアフタートークをPodcast配信しました。

本作は突然の事故で亡くなった級友を偲ぶショートムービーを作ることになった少年が、級友の生前の秘密を知ってしまい…。青春と友情、映画作りへの情熱を描いた物語。
大ヒット映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』などの監督としても知られるバズ・プーンピリヤが本作ではプロデューサーとして、その他スタッフも再集結して製作されました。

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2024/03/05

第19 回大阪アジアン映画祭スペシャル・オープニング・セレモニー開催

0305oaff1 3月5日、ABC ホールにて、スペシャル・オープニング作品、香港映画『盗月者』の日本初上映に先立ち、スペシャル・オープニング・セレモニーが行われました。
セレモニーでは、主催者・大阪映像文化振興事業実行委員会委員⾧の上倉庸敬の挨拶に続き、同じく主催者・大阪市⾧横山英幸の挨拶が代読されました。その後、香港、マレーシア、台湾、インドネシア、カンボジア、タイ、バングラデシュ、日本の24 作品から、監督、出演者など40 人を超えるゲストが登壇しました。

0305oaff2 また、オープニング・セレモニーに引き続き香港作品のゲストによるご挨拶、『盗月者』終映後には袁剣偉(ユエン・キムワイ)監督と日本人キャストの田邊和也さんによるQ&Aも行われました。
この模様は、後日お伝えします。

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