台湾文化センター

2022/10/30

蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督・李康生(リー・カンシェン)メディア交流会 in 台湾文化センター

1030cai1 東京国際映画祭と東京フィルメックス、台湾文化センター共催のツァイ・ミンリャン監督デビュー30周年記念特集で来日した蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督と李康生(リー・カンシェン)のメディア交流会が、11月27日に台湾文化センターで行われました。
当日は、東京国際映画祭のシニア・プログラマーシニア石坂健治氏の司会で、台北駐日経済文化代表処の謝長廷・駐日代表、東京国際映画祭プログラミング・ディレクター市山尚三氏、東京フィルメックスプログラム・ディレクター神谷直希氏が顔を揃えました。

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2022/10/24

Podcast 台湾映画『アシュラ/阿修羅(原題:該死的阿修羅)』樓一安(ロウ・イーアン)監督インタビュー

1024lou 10月22日に行われた台湾文化センターとアジアンパラダイス共催のオンライン上映&トークで上映した台湾映画、『アシュラ/阿修羅(原題:該死的阿修羅)』の樓一安(ロウ・イーアン)監督インタビューをPodcast配信しました。
構成や展開、キャスティングほか、いろいろお聞きしています。
(中国語通訳:木藤奈保子さん)

記事はこちら。
http://www.asianparadise.net/2022/10/post-2b548e.html

音声はこちら。
http://asianparadise.sblo.jp/article/189820341.html

★リンクは有り難いのですが、写真や記事、音声の転載は固くお断りします。

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2022/10/23

2022台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"〜〜革新と継承〜」第7回『阿修羅/アシュラ(原題:該死的阿修羅)』構成と展開のおもしろさに絶讃の声!

0922asura1 2000年以降の台湾映画の新しい流れがどのように台湾映画の"いま"に繋がってきたのか、そして"いま"何が起きているのかをお届けする台湾文化センターとアジアンパラダイス共催のイベントシリーズ、第7回はある無差別殺人を通して罪とは何か?を問うサスペンス『アシュラ/阿修羅(原題:該死的阿修羅)』を上映しました。

本作は数々の受賞歴を誇る樓一安(ロウ・イーアン)監督が、ジャーナリストの書いた無差別殺人に関する3つの記事に触発されて作った最新作で、6人の登場人物が織りなす物語が3つのパートで構成され、様々な思いが複雑に絡み合っていきます。
教育、ネット社会、格差、マスコミの功罪など様々な社会問題を通してなぜこの事件が起きたのか、そして人の心に隠れている阿修羅…考えされられることの多い作品です。

好みが分かれる作品かも知れないと思ったのですが、アンケートに回答して下さった方のほとんどが気に入って下さったようでした。
「わかりやすい切り口だと油断してるとストーリーが進むにつれ「えっ!?なに!?なに!?」と脳内のHDの処理が追いつかなくなってくる展開にどんどんひきこまれていく作品」「状況によって誰の中にもあらわれうる阿修羅の姿を俳優たちが魅力的にかつ自然に演じていてとてもおもしろかった」「予想を裏切る内容がとても面白く、物事を多角的に見る監督の視点がとても好ましい」「多面的で重層的な社会や人間関係がしっかり描かれていて、よく作られた映画」「展開についていけず、え?え?となっていましたが解説を聞いて納得。面白かった」「本当に面白かった。大好きな莫子儀がこの映画でも素晴らしい演技で魅力的」「面白かった!もう一回、観たい」「テンポよく物語が進み、どんどん引き込まれていった」

複雑にからまる人間関係や、三章構造などに戸惑う要素があるため、トークではその部分を丁寧にお話ししたところ、皆さんの理解に役立ったようでした。
「最終章で、ん?となってしまいました。アフタートークで詳細がを知り納得出来た」「3部作の構成が分かりにくかったが、アフタートークの解説で理解できた」「監督や出演俳優についての解説が非常にありがたい」「疑問点が解消されたので良かった」「かゆいところに手が届いた丁寧な解説」「毎回、映画の背景や俳優について、じっくり解説してくれるので、有り難い」「映画を見たあとに調べようと思うことを全部教えてくれ、映画や映画にまつわる背景までがわかり本当に贅沢で、勉強になる」「俳優やスタッフの情報が盛りだくさんで、毎回聞くのが楽しみ」

また、映画祭の季節にちなんでお伝えした日本と台湾の映画祭情報も、ご好評をいただきました。
「各映画祭情報がありがたかった」「映画祭情報、移動面も教えてくださり参考になった」「映画祭によって作品選定の趣向が違うお話はとても興味深い」「映画祭情報はタイムリーで参考になる」

その他、今年度の最後ということで、来年も続けて欲しいというご要望や、全国で見られるオンライン方式の継続のご希望などがたいへん多くありました。

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2022/09/22

2022台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"〜〜革新と継承〜」第7回は10月22日(土)『阿修羅/アシュラ(原題:該死的阿修羅)』!

0922asura1 2000年以降の台湾映画の新しい流れがどのように台湾映画の"いま"に繋がってきたのか、そして"いま"何が起きているのかをお届けする台湾文化センターとアジアンパラダイス共催のイベントシリーズ、今年も新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、オンラインでの開催になります。

2022年の第7回は、ある無差別殺人を通して罪とは何か?を問うサスペンス『アシュラ/阿修羅(原題:該死的阿修羅)』です。

トークは本編解説、秋の映画祭情報と各映画祭の選定傾向。

日時:10月22日(土)14時からオンライン
配信プラットフォーム:参加決定者に個別にメールでお知らせします。

スピーカー:江口洋子(台湾映画コーディネーター)

参加:事前申し込みによる先着順。

★申し込み
10月7日(金)午前11:00〜10月10日(月)午前11:00
(予定数に達した場合は、申込み終了時間前に締め切ることがあります)
以下よりお申し込み下さい。
 URL:https://taiwan-movie7.peatix.com

※申し込みボタンは10月7日(金)11:00から表示されます。(最大で10分程度前後することもあります)
申し込みボタンをクリックして必要事項を記入して送信して下さい。
お一人様1通でご応募下さい。
※同じ方の複数申し込みは失格となりますので、ご了承ください。
※申し込みフォームでは、正しいメールアドレスを入力して下さい。

★参加決定通知
申込み締切10月10日(月)の1〜2日後、参加決定者にはPeatixに登録したアドレスにPeatix メッセージが届きます。

★視聴方法
参加決定者には、10月20日(木)にPeatixに登録したアドレスにPeatix メッセージで視聴方法の案内が届きます。

※新型コロナウイルス感染症の状況により、開催日を含み変更があることがございます。ご了承下さい。

主催:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター/アジアンパラダイス
協力:內容物數位電影製作有限公司

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2022/09/19

Podcast 台湾映画『もう一度君を追いかけて(原題:跟你老婆去旅行)』林孝謙(ギャビン・リン)監督インタビュー

0919lin 9月17日に行われた台湾文化センターとアジアンパラダイス共催のオンライン上映&トークで上映した台湾映画、『もう一度君を追いかけて(原題:跟你老婆去旅行)』の林孝謙(ギャビン・リン)監督インタビューをPodcast配信しました。
製作の経緯、キャスティング、カナダロケほかについて、たっぷりとお聞きしています。
(中国語通訳:木藤奈保子さん)

記事はこちら。
http://www.asianparadise.net/2022/09/post-a4f00c.html

音声はこちら。
http://asianparadise.sblo.jp/article/189820341.html

★リンクは有り難いのですが、写真や記事、音声の転載は固くお断りします。

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2022/09/17

2022台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"〜〜革新と継承〜」第6回『もう一度君を追いかけて(原題:跟你老婆去旅行)』暖かい心に包まれた観客!

0917trip 2000年以降の台湾映画の新しい流れがどのように台湾映画の"いま"に繋がってきたのか、そして"いま"何が起きているのかをお届けする台湾文化センターとアジアンパラダイス共催のイベントシリーズ、第6回は青春ラブストーリー『もう一度君を追いかけて(原題:跟你老婆去旅行)』を上映しました。
本作は2019年に台湾で大ヒットした映画、日本でも公開された『悲しみよりもっと悲しい物語(原題:比悲傷更悲傷的故事)の製作チームが、がらりと雰囲気の変えて作った青春ラブコメディですが、ほろりとするところもあり、2021年度の興行収入11位という好成績をあげました。
陳妍希(ミシェル・チェン)、張書豪(チャン・シューハオ)、鳳小岳(リディアン・ヴォーン)が歌うシーンも貴重です。

豪華なキャストと懐かしい音楽、笑って泣いて…のストーリー、ご覧になった皆さんにたいへん喜んでいただけました。
美しいカナダの紅葉と真っ直ぐなキャラクターたちのストーリー、とても楽しめた」「何ということのない物語も丁寧な撮影と俳優さんたちの気持ちの良いお芝居で気分良く観られた」「笑えるところ、泣けるところがあってとても楽しめた。伏線もきちんとしていて驚きもあった」「主役の3人の演技が素晴らしい」「久しぶりの青春映画にほっこり」「楽しく心温まる1本」「見終わると暖かい気持ちになり、カナダの風景も綺麗で癒された」「コメディとシリアスの塩梅が良くて楽しかった」「ミシェル・チェンのポニーテールは最強」「久しぶりに王道の恋愛映画を観た」「ストーリーの展開がとても良くて、心穏やかに見られる作品」

そして、本編の解説は作品を楽しむ上でお役に立てたようで、最近青春ラブストーリーが減っている現状についてのトークも興味を持って聞いていただけました。
「詳しく丁寧な映画解説が過去に観た映画と繋がっていく」「出演者、監督の説明など内容が濃くてとても良かった」「撮影時の裏話や苦労が興味深かった」「台湾のラブコメ・青春ものが好きなので現状の解説は興味深かった」「監督・俳優・作品・近年の傾向など、いろいろ紹介されてよかった」「台湾映画の系譜や現状が知れてとても興味深かった」「配信が台湾映画に与えている影響に関してはとてもためになった」「台湾映画界の最新情報に触れることができ、非常に有意義」「俳優の過去から現在までの情報がとても参考になる」「昨今の台湾映画のわかりやすい分析が勉強になった」

今年は台湾ホラーが注目されていますが、アンケートの回答を見てもやはり台湾映画の優れた青春映画や楽しいラブコメをお好きな方が多く、減って欲しくないジャンルですね。

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2022/08/29

Podcast 台湾映画『ゴッドハンド(原題:手事業)』李宜珊(リー・イーサン)監督インタビュー

0829yisan 8月20日に行われた台湾文化センターとアジアンパラダイス共催のオンライン上映&トークで上映した台湾映画『ゴッドハンド(原題:手事業)』の李宜珊(リー・イーサン)監督インタビューをPodcast配信しました。
製作のきっかけ、キャスティング、エンディングの選曲理由についてほか、お聞きしています。
(中国語通訳:木藤奈保子さん)

記事はこちら。
http://www.asianparadise.net/2022/08/post-4e5a26.html

音声はこちら。
http://asianparadise.sblo.jp/article/189780516.html

★リンクは有り難いのですが、写真や記事、音声の転載は固くお断りします。

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2022/08/22

2022台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"〜〜革新と継承〜」第6回は9月17日(土)『もう一度君を追いかけて(原題:跟你老婆去旅行)』!

0917poster 2000年以降の台湾映画の新しい流れがどのように台湾映画の"いま"に繋がってきたのか、そして"いま"何が起きているのかをお届けする台湾文化センターとアジアンパラダイス共催のイベントシリーズ、今年も新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、オンラインでの開催になります。

2022年の第6回は、大学時代から10年後の男女3人の愛と友情を描いた青春ラブストーリー『もう一度君を追いかけて(原題:跟你老婆去旅行)』です。

トークは本編解説、近年減少する青春映画・恋愛映画と観客のニーズ。

日時:9月17日(土)14時からオンライン
配信プラットフォーム:参加決定者に個別にメールでお知らせします。

スピーカー:江口洋子(台湾映画コーディネーター)

参加:事前申し込みによる先着順。

★申し込み
9月2日(金)午前11:00〜9月5日(月)午前11:00
(予定数に達した場合は、申込み終了時間前に締め切ることがあります)
以下よりお申し込み下さい。
 URL:https://taiwan-movie6.peatix.com

※申し込みボタンは9月2日(金)11:00から表示されます。(最大で10分程度前後することもあります)
申し込みボタンをクリックして必要事項を記入して送信して下さい。
お一人様1通でご応募下さい。
※同じ方の複数申し込みは失格となりますので、ご了承ください。
※申し込みフォームでは、正しいメールアドレスを入力して下さい。

★参加決定通知
申込み締切9月5日(月)の1〜2日後、参加決定者にはPeatixに登録したアドレスにPeatix メッセージが届きます。

★視聴方法
参加決定者には、9月15日(木)にPeatixに登録したアドレスにPeatix メッセージで視聴方法の案内が届きます。

※新型コロナウイルス感染症の状況により、開催日を含み変更があることがございます。ご了承下さい。

主催:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター/アジアンパラダイス
協力:滿滿額娛樂股份有限公司

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2022/08/21

Podcast 台湾映画『旅立ち(原題:姊姊)』潘客印(パン・カーイン)監督インタビュー

0822pan 8月20日に行われた台湾文化センターとアジアンパラダイス共催のオンライン上映&トークで上映した台湾映画、『旅立ち(原題:姊姊)』の潘客印(パン・カーイン)監督のインタビューをPodcast配信しました。
監督第一作にこのテーマを選んだ理由、キャスティング、ラストシーンのこだわりについてほか、お聞きしています。
(中国語通訳:木藤奈保子さん)

記事はこちら。
http://www.asianparadise.net/2022/08/post-4e5a26.html

音声はこちら。
http://asianparadise.sblo.jp/article/189763607.html

★リンクは有り難いのですが、写真や記事、音声の転載は固くお断りします。

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2022/08/20

2022台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"〜革新と継承〜」第5回短編スペシャル『旅立ち(原題:姊姊)』『ゴッドハンド(原題:手事業)』『聞いちゃいない(原題:講話沒有在聽)』見応えたっぷりの三作に絶讃の声!

0725ss 2000年以降の台湾映画の新しい流れがどのように台湾映画の"いま"に繋がってきたのか、そして"いま"何が起きているのかをお届けする台湾文化センターとアジアンパラダイス共催のイベントシリーズ、第5回は珠玉の新作短編スペシャル『旅立ち(原題:姊姊)』『ゴッドハンド(原題:手事業)』『聞いちゃいない(原題:講話沒有在聽)』を上映しました。

3作とも色合いの違う素晴らしい作品ですが、家族についての思いが込められていて、お二人の監督が「この映画を見たら家族に電話して下さい」というメッセージを皆さんに伝えていたのはちょっと驚きでした。
『旅立ち』と『聞いちゃいない』は監督ご自身の家族の物語で、『ゴッドハンド』も監督のお母さんの手がきっかけとなって作られた映画というのも、台湾の家族に対する思いの強さを感じます。

味わいの異なる3作ですが、アンケートではどれも素晴らしいという声が圧倒的で、観客の皆さんそれぞれに刺さるところが多かったようでした。
「3作品がそれぞれ個性的な魅力に溢れていて台湾映画の層の厚さを感じずにはいられない」「どれも脚本がしっかりしていて見ごたえがあった」「短編ながら俳優たちの繊細な演技、小物や衣装など細部のこだわった演出にリアリティがやどり、心に訴えかけてくる」「3作品ともクオリティが高く、台湾の生活が垣間見える」「深く考えさせられ、家族との関係を見直したいと思った」「『ゴッドハンド』の楊麗音と『聞いちゃいない』の楊貴媚の演技力にうなった」「監督のコメントにあったように、離れて暮らす家族に連絡を取りたくなった」

また、本編の解説と家族をテーマにした作品についてのアフタートークでは、作品の理解を深めるのに役立ったという声をたくさんいただきました。
「作品制作の背景、台湾の短編への取り組み方がよくわかり興味深かった」「台湾映画の変化や状況が聞けて良かった」「俳優さんや監督、映画の撮影秘話などとても興味深い」「ロケ地の紹介はいつも気になるのでうれしい」「監督の話をいつも盛り込んでくれるのがトークの一番の楽しみ」「解説の言葉が平易な表現で丁寧で、『ゴッドハンド』のような題材でも下品にならず、とても参考になる」「いつもトークを楽しみにしています。トークを見てから再度、映画を観ることもあります」

3作あると観客の好みなどで評価が偏ることが多いのですが、今回は「特に気に入った作品」としてあがっているタイトルが3作ほぼ同じ割合であったことに驚きました。

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