映画賞

2025/11/12

2025金馬獎プレゼンター発表!日本から西島秀俊

1112jinma 11月22日に行われる第62回金馬獎のプレゼンターが発表され、日本からは特集上映とマスタークラスの講師をつとめる西島秀俊とゲームクリエイターの小島秀夫が参加します。
西島秀俊は金馬影展のフォーカス俳優として『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』『ニンゲン合格』『帰郷』『CUT』『ドライブ・マイ・カー』の5作品が上映されます。
また、小島秀夫は「小島秀夫:ゲーム×映画」という特集で衝鋒飛車隊 計程車司機 2001:太空漫遊 銀翼殺手最終版 天國與地獄の5作品が上映され、それぞれ台湾の映画人によるアフタートークが実施されます。

そして、李安(アン・リー)監督はじめとする映画界の重鎮、ベテランから若手までアジア各国の俳優が、今年のプレゼンターを務めます。

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2025/11/06

第38回東京国際映画祭 閉幕 東京グランプリは『パレスチナ36』が受賞!

1106tiff 10月27日(月)に日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開幕したアジア最大級の映画の祭典である第38回東京国際映画祭が、11月5日(水)に閉幕を迎え、TOHOシネマズ 日比谷スクリーン12にてクロージングセレモニーと東京ミッドタウン日比谷のLEXUS MEETS...にて受賞者記者会見を行いました。
セレモニーでは、各部門における審査委員からの受賞作品の発表・授与が行われ、【東京グランプリ/東京都知事賞】にアンマリ―・ジャシル監督の『パレスチナ36』が選出され、カルロ・シャトリアン審査委員長よりトロフィーを授与されました。

また、『春の木』が最優秀監督賞(チャン・リュル監督)と最優秀男優賞(ワン・チュアンジュン)の2冠を達成。日本映画からは『恒星の向こう側』より主演の福地桃子と河瀨直美が最優秀女優賞を受賞しました。
最優秀監督賞は2作品同時受賞となり、『裏か表か?』のアレッシオ・リゴ・デ・リーギ監督、マッテオ・ゾッピス監督と『春の木』のチャン・リュル監督が選出され、その他審査員特別賞は『私たちは森の果実』が、最優秀芸術貢献賞は『マザー』が、そして観客賞は『金髪』がそれぞれ受賞しました。

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2025/10/01

第62回金馬獎ノミネート発表!

1001jinma1 10月1日、第62回金馬獎のノミネート発表会見が行われ、全593作のエントリーから今年のレッドカーペットの司会者である楊千霈(ヤン・チエンペイ)、徐鈞浩(シュー・チュンハオ)、彭千祐(ポン・チエンヨウ)により各部門の候補作が発表されました。

今年の最多ノミネートは、陳玉勳(チェン・ユーシュン)監督の『大濛』で、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞など11部門、続いて米アカデミー賞の台湾代表に選出された鄒時擎(ツォウ・シーチン)監督の『左撇子女孩』が9部門、東京国際映画祭のコンペにもエントリーされたマレーシア映画で張吉安(チャン・ジーアン)の『地母(母なる大地)』と大阪アジアン映画祭で上映され、メインキャスト4人が薬師真珠賞を受賞、さらに台北電影奨でも主演女優賞や新人監督コンペティションで観客賞を獲得した『我家的事(我が家のこと)』が8部門となっています。

個人賞では、主演男優賞に大阪アジアン映画祭で上映されたシンガポール映画『好孩子(好い子)』の許瑞奇(リッチー・コー)、台湾映画ですが『大濛』で香港の柯煒林(ウィル・オー)、『幸福之路』の張震(チャン・チェン)、『深度安靜』の張孝全(チャン・シャオチュアン)、『我家的事(我が家のこと)』藍葦華(ラン・ウエイホア)の3人が台湾という顔ぶれです。

一方主演女優賞は、『大濛』の方郁婷(ケイトリン・ファン)、『我們意外的勇氣(私たちの意外な勇気)』の劉若英(レネ・リウ)、『深度安靜』の林依晨(アリエル・リン)、『我家的事(我が家のこと)』の高伊玲(ガオ・イーリン)の4人が台湾、残る一人がマレーシア映画ですが『地母(母なる大地)』の范冰冰(ファン・ビンビン)が中国と、今年は台湾勢が健闘しています。

第62回金馬獎は、11月22日に台北の臺北流行音樂中心での授賞式で発表されます。

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2025/09/07

第21回大阪アジアン映画祭グランプリは中国映画『最後の夏』!

0907oaff1 2025年9月7日(日)に第21回大阪アジアン映画祭が閉幕し、不慮の事故で幼女を殺してしまった女子高生が直面する苦悩から、現代に生きる中国の若者を多角的に描いた『最後の夏』(中国)がグランプリ(最優秀作品賞)に輝きました。
来るべき才能賞には韓国映画『寒いのが好き』のホン・ソンウン監督、スペシャル・メンションは中国映画『世界日の出の時』とフィリピン映画『サンシャイン』に主演したマリス・ラカル他、各賞が発表されました。

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2025/08/12

第62回金馬獎「終身成就獎」に俳優の陳淑芳(チェン・シューファン)!

0812shufan1 第62回金馬獎「終身成就獎」に、俳優の陳淑芳(チェン・シューファン)が選出されました。
陳淑芳は1939年生まれの86才、1957年の台湾語映画『誰的罪惡』でデビュー、白黒の映画時代からテレビドラマ、さまざまな作品で幅広い演技と前向きな姿勢により、台湾映画で最も頻繁に出演する女優の一人となりました。
『風櫃(フンクイ)の少年(原題:風櫃來的人)』(1983)、『殺夫』(1984)、『結婚』(1985)、『台北ストーリー(原題:青梅竹馬)』(1985)、『恋恋風塵(原題:戀戀風塵』(1986)、『桂花巷』(1987)、『悲情城市』(1989)、『多桑/父さん(原題:多桑』(1994)、『春花夢露』(1996)、『天馬茶房』(1999)等で、ケーブルテレビの普及に伴うドラマコンテンツの急増により、陳淑芳は世代を超えて視聴者に親しまれている国民的おばあちゃんとなりました。

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2025/07/06

2025台北電影獎授賞式 授賞理由とスピーチなど!

70706all 月5日に台北の中山堂で行われた2025年第27回台北電影奨授賞式、既報の通り最高賞の百万元大賞は台湾のハンセン病療養所「楽生療養院」を描いたドキュメンタリーの『大風之島』が受賞しました。
またもや、ということで毎回お伝えしているように、台北電影奨の百万元大賞はドキュメンタリーが獲得することが多く、2021年からこれで5年連続でドキュメンタリーが選ばれたことになります。
2010年から2014年までの5年連続とタイ記録になりました。

トロフィー獲得数は、『大風之島』が百万元大賞とドキュメンタリー映画賞、編集賞、『イエンとアイリー(原題:小雁與吳愛麗)』が長編劇映画賞、脚本賞、助演女優賞、『白衣蒼狗』が主演男優賞、撮影賞、サウンドデザイン賞、『鬼才の道(原題:鬼才之道)』が監督賞、視覚効果賞、技術賞の3部門ずつ。続いて『默視錄』が助演男優賞と音楽賞の2部門という結果でした。

プレスセンターで必ず質問が出る恒例の映画祭総監李亞梅(リー・ヤーメイ)が明かす激戦報告では、主演男優賞はWanlop RUNGKUMJADが接戦の末に藍葦華(ラン・ウエイホア)を破ったそうです。
主演女優賞の高伊玲(カオ・イーリン)は、からくも張艾嘉(シルヴィア・チャン)を退けたということ。
助演男優賞はベテランの李康生(リー・カンシェン)が勝ち取りましたが、『我が家のこと(原題:我家的事)』の曾敬驊(ツェン・ジンホア)が最後まで検討したそうです。

今年の審査委員長をつとめた香港の張之亮(ジェイコブ・チャン)監督は、「台湾の作品と俳優たちは非常に大胆で、物語を伝えるために様々な手法に挑戦する意欲に満ちています。過去と比べると、特に『狂ったリビドー(原題:破浪男女)』での試みは大きな進歩を遂げており、香港でもなかなかない珍しいチャレンジです。台湾の俳優たちにはあまり馴染みがないので、顔ぶれも新鮮です。外国人である私にとって、彼らの演技はとても心地よく感じます」と語りました。

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2025/07/05

【速報】2025台北電影奨 百万元大賞は今年もドキュメンタリー映画『大風之島』!

0706dafeng 2025年台北電影奨の発表授賞式が7月5日に台北の中山堂で行われ、最高賞の百万元大賞は今年もドキュメンタリー映画で『大風之島』が受賞しました。
長編劇映画賞は林書宇(トム・リン)監督の『イエンとアイリー(原題:小雁與吳愛麗)』、主演男優賞は『白衣蒼狗』のWanlop RUNGKUMJAD、主演女優賞に『我が家のこと(原題:我家的事)』の高伊玲(カオ・イーリン)、助演男優賞は『默視錄』で李康生(リー・カンシェン)、助演女優賞は『イエンとアイリー(原題:小雁與吳愛麗)』の楊貴媚(ヤン・グイメイ)、新人賞は『狂ったリビドー(原題:破浪男女)』の梁湘華(リャン・シャンホア)が獲得しました。

受賞者のコメントや授賞理由など詳細は、明日記事を掲載します。

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2025/07/04

2025台北電影節ノミネートパーティでアウト・オブ・コンペ各賞発表!

2025台北電影節のノミネートパーティが7月4日に台北のリージェントホテルで行われ、ノミネート者(全員ではない)が集まりアウト・オブ・コンペ各賞が発表されました。
ノミネートパーティには陳柏霖(チェン・ボーリン)、萬洛.隆甘迦(Wanlop RUNGKUMJAD)、藍葦華(ラン・ウエイホア)、潘綱大(パン・ガンダー)、黃冠智(ホアン・グァンチー)、張榕容(チャン・ロンロン)、夏于喬(シア・ユーチャオ=キミ・シア)、江齊(ジャン・チー)、高伊玲高伊玲(カオ・イーリン)らが参加し、台北電影節主席の廖慶松(リャオ・チンソン)から32のチームにノミネート証書を手渡されました。

そして、ベストマーケティング賞に『燃えるダブルス魂(原題:乒乓男孩)』、ベストポスター賞に『夏日的檸檬草』、メディア推薦獎は『風的前奏』、観客賞は『臨淵入魚』が選ばれました。

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2025/06/25

2025台北電影節國際新導演競賽(新人監督コンペティション)『我が家のこと(原題:我家的事)』が観客賞!

0625tff 2025台北電影節の國際新導演競賽(新人監督コンペティション)の発表授賞式が6月24日に行われ、リトアニア・ラトビアの『Drowning Dry』がグランプリ、台湾の『我が家のこと(原題:我家的事)』は観客賞に選ばれました。

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受賞一覧

◆グランプリ
『Drowning Dry』リトアニア・ラトビア
監督:Laurynas BAREIŠA

◆審査員特別賞
『Two Times João Liberada』ポルトガル
監督:Paula Tomás MARQUES

◆台湾監督教会推薦賞
『Empire of the Rabbits』トルコ・メキシコ・コロンビア
監督:Seyfettin TOKMAK

◆観客賞
『我が家のこと(原題:我家的事)』台湾
監督:潘客印(パン・カーイン)

ノミネートは以下をご参照ください。
http://www.asianparadise.net/2025/05/post-c03c52.html

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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2025/06/23

2025台北電影節プレゼンター第2弾発表!

0502tff1 6月20日から2025台北電影節が開催中ですが、授賞式のプレゼンター第2弾が発表になりました。
最高賞の「100万元大賞」は、香港の張之亮(ジェイコブ・チャン)監督と俳優の楊采妮(チャーリー・ヤン)、そして柯佳嬿(アリス・クー)、蔡健雅(ターニャ・チュア)、柯震東(クー・チェンドン)、洪瑜鴻(春風=ホン・チュンフォン)、王柏傑(ワン・ボージエ)、傅孟柏(フー・モンボー)、林辰唏(リン・チェンシー)、程予希(ルゥルゥ・チェン)、劉奕兒(ユージェニー・リウ)、蔡凡熙(ケント・ツァイ)、李李仁(リー・リーレン)、鍾欣凌(ジョン・シンリン)、馬志翔(マー・ジーシアン)、夏于喬(シア・ユーチャオ=キミ・シア)がその任に当たります。
また、于子育(ユー・ズーユー)がパフォーマンスゲストとして名作の主題歌を歌う予定です。

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