映画賞

2022/11/28

Podcast 2022金馬奨取材レポート

0724talk 11月19日に行われた2022金馬奨、映画ライターの杉山亮一さんによる取材レポートをPodcast配信しました。
受賞結果の現地での反応、コロナ前の授賞式との違い他、色々お聞きしました。

★参照記事
第五十九回金馬獎受賞結果
http://www.asianparadise.net/2022/11/post-6569b4.html

第五十九回金馬獎授賞式
http://www.asianparadise.net/2022/11/post-b15885.html

音声はこちら。
http://asianparadise.sblo.jp/article/189886316.html

★リンクは有り難いのですが、写真や記事、音声の転載は固くお断りします。

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2022/11/21

第五十九回金馬獎授賞式

1121yingdiyinghou すでにお伝えしたように、11月19日に第五十九回金馬獎の各賞が発表されました。
金馬影展執委會執行長の聞天祥(イエン・ティエンシャン)によると、今年は金馬奨審査史上最も早く決まり、5時間半で終わったそうです。
そして、主演男優賞の黃秋生(アンソニー・ウォン)、新人賞の胡智強(フー・ジーチャン)、『智齒』の撮影賞鄭兆強(チェン・シウケン)と脚色賞の歐健兒(アウ・キンイー)、岑君茜(サム・クアンシン)と、17票の満票を獲得した項目が多かったのも、異例と言えましょう。
そんな中で、討論に50分要したのが長編ドキュメンタリー賞。これはノミネート作の水準が高かったことが要因だそうです。

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2022/11/20

第五十九回金馬獎作品賞は台湾の『一家子兒咕咕叫』、主演男女優賞は香港の黃秋生(アンソニー・ウォン)と張艾嘉(シルヴィア・チャン)!

1120gff 11月19日、第五十九回金馬獎の授賞式が行われ、台湾と香港の作品が拮抗する中、作品賞は台湾の『一家子兒咕咕叫』が受賞、トロフィーの数では香港の『智齒(リンボ)』が5、同じく香港の『白日青春』が3となっています。
個人賞では主演男優賞に『白日青春』の黃秋生(アンソニー・ウォン)、主演女優賞が『燈火闌珊』張艾嘉(シルヴィア・チャン)と、香港作品に輝きました。
監督賞には台湾の『哈勇家』で陳潔瑤(チェン・ジエヤオ)、新人監督賞が香港の『白日青春』の劉國瑞(ラウ・コッルイ)。
また、台湾文化センターとの共催の上映会で8月にオンライン上映した李念修(リー・ニエンショウ)監督の短編『講話沒有在聽(聴いちゃいない)』が短編映画賞を獲得しました。

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2022/11/07

2022金馬奨イメージフィルムと豪華プレゼンター発表! イメージフィルムは許承傑(シュー・チェンジエ)監督で謝盈萱(シエ・インシュアン)が五役!

1107jinma 金馬奨では毎年話題の監督や俳優によるイメージフィルムを制作して好評を得ていますが、今年は許承傑(シュー・チェンジエ)監督が司会をつとめる謝盈萱(シエ・インシュアン)の四役による『弱くて強い女たち(原題:孤味)』のパロディで制作しました。
映像では、謝盈萱がヒロイン、娘、孫を演じ、『先に愛した人(原題:誰先愛上他的)』で演じたキャラクターも乱入するという内容で、昨年の司会者林柏宏(リン・ボーホン)もゲスト出演しており、約3分の中に色々なお楽しみが詰め込まれています。

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2022/11/05

「第23回東京フィルメックス」最優秀作品はマクバル・ムバラク監督『自叙伝』!

1105filmex第23回東京フィルメックス」の授賞式が11月5日に行われ、コンペティションではマクバル・ムバラク監督『自叙伝』が最優秀作品賞に選ばれました。
審査員特別賞は『ソウルに帰る』(監督:ダヴィ・シュー)と『Next Sohee(英題)』(監督:チョン・ジュリ)の2作、スペシャルメンションは『ダム』(監督:アリ・チェリ)、学生審査員賞に、『地中海熱』(監督:マハ・ハジ)、観客賞は『遠いところ』(監督:工藤将亮)が選ばれました。

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2022/11/03

第35回東京国際映画祭閉幕 東京グランプリは『ザ・ビースト』!

1103tiff1 10月24日(月)に日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開幕したアジア最大級の映画の祭典である第35回東京国際映画祭が、11月2日(水)に閉幕を迎え、東京国際フォーラムにてクロージングセレモニーが行われました。
各部門における各賞の発表・授与、さらに小池百合子東京都知事も会場に駆け付け、【東京グランプリ/東京都知事賞】を受賞した『ザ・ビースト』へのトロフィー授与をおこないました。

◆各賞受賞

コンペティション部門

東京グランプリ/東京都知事賞『ザ・ビースト』(スペイン/フランス)
審査員特別賞『第三次世界大戦』(イラン)
最優秀監督賞ロドリゴ・ソロゴイェン監督『ザ・ビースト』(スペイン/フランス)
最優秀女優賞アリン・クーペンハイム『1976』(チリ/アルゼンチン/カタール)
最優秀男優賞ドゥニ・メノーシェ『ザ・ビースト』(スペイン/フランス)
最優秀芸術貢献賞『孔雀の嘆き』(スリランカ/イタリア)観客賞『窓辺にて』(日本)

アジアの未来作品賞『蝶の命は一日限り』(イラン)

AmazonPrimeVideoテイクワン賞 該当者なし

特別功労賞 野上照代

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2022/10/17

2022金馬奨審査委員長に許鞍華(アン・ホイ)、審査員に張震(チャン・チェン)、桂綸鎂(グイ・ルンメイ)ら決定!

1017gff 2022金馬奨審査委員の顔ぶれが今日発表され、審査委員長に許鞍華(アン・ホイ)、審査員に張震(チャン・チェン)、桂綸鎂(グイ・ルンメイ)ほかが任命されました。
ほかには程偉豪(チェン・ウェイハオ)監督、プロデューサーの葉如芬(イエ・ルーフェン)、カメラウーマン余靜萍(ユー・ジンピン)、台湾のカメラマン周以文(チョウ・イーウェン)、アニメーション監督の邱立偉(チウ・リーウェイ)、香港の美術デザイナー張世宏(スタンリー・チュン)、張榮吉(チャン・ロンジー)監督、脚本家の張耀升(チャン・ヤオシェン)、編集マンの梁展綸(リャン・ジャンルン)、ドキュメンタリー監督黃惠偵(ホアン・フイチェン)、エッセイストで脚本家の劉梓潔(エッセイ・リウ)、蔡宗翰(ツァイ・ツォンハン)監督、美術デザイナー蔡珮玲(ツァイ・ペイリン)、作曲家の黎允文(ヘンリー・レイ)が、決戦審査を担当します。

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2022/09/27

第五十九回金馬獎ノミネート発表!香港映画と台湾映画が拮抗!

0927jinma 9月27日、第五十九回金馬獎のノミネート発表会見が行われ、457作のエントリーから各部門の候補作が発表されました。
今年レッドカーペットの司会を担当することが決まった楊千霈(ヤン・チエンペイ)と吳念軒(ウー・ニエンシュアン)の進行により、2021年に金馬奨で助演女優賞を獲得した王渝萱(ワン・ユーシュアン)と、2019年に新人賞にノミネートされた曾敬驊(ツェン・ジンホア)がノミネート作品を発表しました。

今年の最多ノミネートは、昨年東京国際映画祭で上映された香港のサスペンス映画『智齒(リンボ)』で14部門、続く台湾のホラー映画『咒(呪詛)』とヒューマンドラマの『一家子兒咕咕叫』が13部門となっています。
個人賞では主演男優賞に張繼聰(ルイス・チュン)、林家棟(ラム・ガートン)、黃秋生(アンソニー・ウォン)と香港3人、台湾は張孝全(チャン・シャオチュアン)と游安順(ユー・アンシュン)という顔ぶれで、どういう展開になるのか楽しみです。
そして新人監督賞に、俳優の柯震東(クー・チェンドン)が『黑的教育』でノミネートされ、注目を集めています。

また、台湾文化センターとの共催の上映会で8月にオンライン上映した李念修(リー・ニエンショウ)監督の短編『講話沒有在聽(聴いちゃいない)』と、日本と香港の合作で日本で公開中のドキュメンタリー『Blue Island 憂鬱之島』のノミネートは、とてもうれしいですね。

第五十九回金馬獎は、11月19日に台北の國父記念館での授賞式で発表されます。

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2022/07/23

2022台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"〜革新と継承〜」第4回『一人にしないで(原題:不想一個人)』オンライン開催! 俳優たちの演技と監督の演出力に賞賛の声!

0624alone 2000年以降の台湾映画の新しい流れがどのように台湾映画の"いま"に繋がってきたのか、そして"いま"何が起きているのかをお届けする台湾文化センターとアジアンパラダイス共催のイベントシリーズ、第4回の今日上映するのは、社会の光のあたる所で活躍していても心の空洞を埋められない女性、陽の当たらない場所でわずかな光を求める男女が織りなすラブストーリー『一人にしないで(原題:不想一個人)』を上映しました。

本作は、7月9日に行われた台北電影奨で、范少勳の主演男優賞、撮影賞、美術デザイン賞、メイク&コスチュームデザイン賞にノミネートされ、撮影賞を受賞。昨年の金馬獎では温貞菱の助演女優賞と美術デザイン賞にノミネートされました。
アーロンとナイウェンの距離感、アーロンと金沙の距離感の描き方がとても胸に刺さり、味わい深い孤独感を表していましたね。
この若い3人の俳優は皆意外性の高い配役で、それぞれこれまでのイメージと殻を破った演技が印象的でした。

アンケートでもこの俳優達の演技には多くの観客から賞賛が集まり、アフタートークでお話しした監督の演出力に高い評価が寄せられました。(以下、回答の抜粋)
「役者ひとりひとりの表情が本当に良かった。その表情や細かな仕草で彼らの心の中がこちら側に伝わってくる」「3人の俳優の役どころが、今まで違ってて新鮮だった。それぞれの孤独な心理描写も良かった」「范少勲の目の演技に引き込まれ、間の取り方にグッと来た」「温貞菱の、セリフのない、ちょっとした演技がとても雄弁ですごい表現力」「監督がこだわったという俳優の目線の話が興味深った」「監督への細やかな取材を基にした解説や裏話がおもしろかった」「カメラワークやライティングにより画面が一層引き立てられ、まるで一枚の絵のように見えるシーンがたくさんあった」

作品全体の印象も、見終わった観客に委ねるオープン・エンディングにより、様々な印象や味わいを感じていただけたようでした。(以下、回答の抜粋)
「とても味わい深く、終わり方もどのような視点から物語を見ているかで異なる続きが想像できるところが面白かった」「人間模様もウェットになりすぎず、客観的になりすぎない程よいタッチがかえって、後からじわじわくるような不思議な余韻が感じられた」「ラストカットがとても印象的で心に残った」「BGMが全然使用されずに淡々と進むところと、説明を少なめにしてそれぞれの関係性や起こってる事を想像させていく演出に唸った」「3人それぞれの相手を求める気持ちや微妙な距離感に胸が痛くなった」

アフタートークでは本編の解説のほかに、先ごろ行われた台北電影賞の授賞式についてお話しし、台湾映画の奥深さを感じていただけ、人気俳優たちのエピソードも楽しんでいただけました。(以下、回答の抜粋)
「難しいシーンをどのように撮ったかなどを知ることができて、とてもよかった」「解説を聞くと、本当に映画に深みが増す」「映画制作時のエピソードや俳優たちの近況などがきけて良かった」「なるほど!と思える丁寧な解説」「台北電影節のリポートがたっぷり聞けて楽しかった」「受賞についての細かい情報がおもしろかった」

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2022/07/18

第40屆香港電影金像獎 『アニタ(原題:梅艷芳)』が最多五冠、作品賞は『レイジング・ファイア(原題:怒火)』!

0718hkf 第40屆香港電影金像獎の発表授賞式が7月17日に九龍湾国際貿易展示センターで発表され、大阪アジアン映画祭で上映後ディレクターズカット版がDisney+で配信中の『アニタ(原題:梅艷芳)』が助演女優賞、新人賞など最多五冠に輝きました。
日本でも公開された『レイジング・ファイア(原題:怒火)』が作品賞、監督賞はじめ四冠、東京国際映画祭で上映された『リンボ(原題:智齒)』は主演女優賞など同じく4つのトロフィーを獲得。
主演男優賞は、前評判の高かった『黄昏をぶっ殺せ(原題:殺出個黃昏)』の謝賢(パトリック・ツェ)が受賞、主演女優賞は『リンボ(原題:智齒)』の劉雅瑟(リウ・ヤーソー)、新人賞には『アニタ(原題:梅艷芳)』の王丹妮(ルイーズ・ウォン)が受賞しました。

昨年はコロナ渦で映画界も多大な影響を受け、今回は2年分の作品が対象となる異例の金像奨でしたが、若手俳優の受賞が目立ち、香港映画を担う新しい世代の成長はとても頼もしく思えます。

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