映画

2024/10/02

第61回金馬獎ノミネート発表!

1002jinma 10月2日、第61回金馬獎のノミネート発表会見が行われ、暦年最高の718作のエントリーから各部門の候補作が発表されました。
今回は台風襲来で台湾は通勤・通学停止になった為、会場での会見を変更し、金馬執行長の聞天祥(イエン・テンシャン)が、オンラインによりノミネート作品を発表しました。

今年の最多ノミネートは、大ヒットした霊界コメディ映画『鬼才之道』で、作品賞、監督賞、助演女優賞など11部門、続いて林書宇(トム・リン)監督のヒューマンドラマ『小雁與吳愛麗』と中国のLGBTQ映画『漂亮朋友』が8部門、今年のカンヌ国際映画祭でカメラ・ドール スペシャルメンションに輝いた『白衣蒼狗』が7部門、シンガポールの監督による4ヶ国合作映画『默視錄』が6部門となっています。

個人賞では、台湾は主演男優賞に大阪アジアン映画祭で上映された『春行』の喜翔(シー・シャン)、鍾孟宏(チョン・モンホン)監督の『餘燼』で張震(チャン・チェン)が入り、香港から『看我今天怎麼說』の游學修(ネオ・ヤウ)、『白衣蒼狗』のWanlop RUNGKUMJAD、中国から『漂亮朋友』の張志勇(チャン・ジーヨン)。

一方主演女優賞は、香港の『從今以後』の區嘉雯(アウ・ガーマン)と『我談的那場戀愛』の吳君如(サンドラ・ン)、看我今天怎麼說』の鍾雪瑩(チュン・セッイン)は昨年に続き二年連続ノミネート。
台湾は『女兒的女兒(娘の娘)』の張艾嘉(シルヴィア・チャン)と『小雁與吳愛麗』の夏于喬(シア・ユーチャオ)。
今年は香港の勢いが強いようです。

第61回金馬獎は、11月23日に台北の臺北流行音樂中心での授賞式で発表されます。

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2024/09/27

【台湾ドラマ】高橋一生が主演する『零日攻擊ZERO DAY』2025年台湾で放送開始!

0927zero1 台湾海峡の危機を描くドラマ『零日攻擊ZERO DAY』の制作発表会見が行われ、主演の高橋一生はじめ杜汶澤(チャップマン・トー)、連俞涵(リエン・ユーハン)、莊凱勛(ジュアン・カイシュン)、李杏(リー・アン)、藍葦華(ラン・ウエイホア)、陳妤(チェン・ユー)、柯一正(クー・イージャン)、陳文彬(チェン・ウェンビン)、游安順(ヨウ・アンシュン)、鄧九雲(ジョアン・デン)、許時豪(シュー・シーハオ)、謝章穎(シエ・ジャンイン)、任敏嫻(レン・ミンシアン)、洪群鈞(ホン・チュンジュン)が登壇しました。
本作は台湾文化部が後押し、脚本家の鄭心媚(チェン・シンメイ)がエグゼクティブ・プロデューサー、『血觀音』や『僕と幽霊が家族になった件(原題:關於我和鬼變成家人的那件事)』ほか数々のヒット作・名作を手がけた林仕肯(リン・シーカン)プロデューサーがタッグを組み、製作費2.3億台湾ドルをかけた大作です。

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2024/09/26

第37回東京国際映画祭 ラインナップ発表!中華圏の作品をピックアップして紹介

0926tiff 10月28日より開幕する第37回東京国際映画祭のラインナップ発表記者会見が9月25日に開催、各部門の上映作品が発表されました。
この日はゲストとして、フェスティバル・ナビゲーターとして菊地凛子とコンペティション作品より大九明子監督、吉田大八監督、片山慎三監督、さらにNippon Cinema Now監督特集の入江悠監督が登壇しました。
会見の模様は、公式サイトでご覧下さい。
https://2024.tiff-jp.net/news/ja/?p=64394

さて、ラインナップもすでに公式サイトに掲載されていますが、今年は各部門で中華圏、特に中国の作品が目立ち、制作国はアメリカで中国語の作品もあります。
ここでは公式サイトで表記されていないキャストの漢字表記や、アジアンパラダイスで紹介した作品はそのリンクなどを記しました。
上映日、チケット購入についてなどの詳細、旧作と中華圏以外の作品については、公式サイトをご覧下さい。

<第37回東京国際映画祭 開催概要>
■開催期間:2023年10月28日(月)~11月6日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区 
■公式サイト:www.tiff-jp.net

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2024/09/24

第37回東京国際映画祭 黒澤明賞に三宅唱監督と台湾の傅天余(フー・ティエンユー)監督!

0924tiff 10月28日(月)~11月6日(水)に開催される第37回東京国際映画祭において、黒澤明賞に三宅唱監督と台湾の傅天余(フー・ティエンユー)監督が選ばれました。
黒澤明賞は、東京国際映画祭は日本が世界に誇る故・黒澤 明監督の業績を長く後世に伝え、新たな才能を世に送り出していきたいとの願いから、世界の映画界に貢献した映画人、そして映画界の未来を託していきたい映画人に贈られる賞として、2022年に14年ぶりの復活しました。
昨年は中国の顧暁剛(グー・シャオガン)監督とインドネシアのモーリー・スリヤ監督が受賞した同賞ですが、今年は、山田洋次監督、奈良橋陽子氏、川本三郎氏、市山尚三東京国際映画祭プログラミング・ディレクターの4名の選考委員により、上記ふたりが決定しました。

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2024/09/22

【香港映画】『盗月者 トウゲツシャ』日本公開決定&ポスター解禁!

0922moon 香港で今年の旧正月(春節)にあたる2月9日に公開され、10日間で2,000 万香港ドルの興行収入を記録する大ヒットとなった香港映画『盗月者 トウゲツシャ』が、11月22日(金)より渋谷HUMAXシネマ、池袋HUMAXシネマズほか全国にて順次公開されることが決定、ポスタービジュアルも解禁になりました。
本作は2010年に東京・銀座の貴金属店「天賞堂」で起きた、高級腕時計約200点が香港人窃盗団に盗まれた事件を基にしています。
今年3月に開催された大阪アジアン映画祭のスペシャル・オープニングで上映され、観客から日本公開を熱望する声が多かったこともあり、今回の日本公開が実現しました。

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2024/09/20

【台湾映画】「TAIWAN MOVIE WEEK」10/17(木)から開催 曹佑寧(ツァオ・ヨウニン)来日決定!

Twweekposter 台湾の人気映画・ドラマ11作を一挙上映する「TAIWAN MOVIE WEEK(台湾映像週間)」が、昨年に引き続き今年も10月17日(木)から10月26日(土)まで、TOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、東京ミッドタウン日比谷、TOHOシネマズ 池袋で開催されます。
そして、上映作品の『夏日的檸檬草』主演の曹佑寧(ツァオ・ヨウニン)の来日が決定、10月17日(木)のTOHOシネマズ日比谷上映回でトークイベントが実施されることになりました。


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2024/09/18

【台湾映画】舒淇(スー・チー)初監督作品『女孩』クランクアップ、2025年公開予定!

0918girl1 アジア圏だけでなく、国際舞台で活躍する俳優舒淇(スー・チー)が初監督した『女孩』がこの度クランクアップ、2025年に公開予定と発表されました。
本作は舒淇の監督・脚本で、名プロデューサー葉如芬(イエ・ルーフェン)とのコラボになります。
9月17日に解禁になったファーストビジュアルは、女の子の手がフィーチャーされ、神秘的かつイマジネーションを刺激するデザイン。



0918girl2 香港映画『夢翔る人 色情男女(原題:色情男女)』、『美少年の恋』、『ガラスの城(原題:玻璃樽)』、台湾では映画『ミレニアムマンボ(原題:千禧曼波)』、『百年恋歌(原題:最好的時光)』、『黒衣の刺客(原題:刺客聶隱娘)』などの侯孝賢(ホウ・シャオシェン)作品、リュック・ベッソン製作の『トランスポーター』ほか数々の作品で活躍。

今回は自らが長い間暖めていた物語で初メガホンをとり、「クランクアップしてとてもうれしい。この作品で各地の観客とあえることを楽しみにしています」と語っています。

今回解禁になった情報は少ないですが、引き続き注視してお伝えしていきたいと思います。

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★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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2024/09/14

【台湾映画】鍾孟宏(チョン・モンホン)監督の新作『餘燼』予告編第一弾解禁!台湾で11月15日に公開

0914embers1 『ひとつの太陽(原題:陽光普照)』などの鍾孟宏(チョン・モンホン)監督の新作『餘燼』が台湾で11月15日に公開されることになり、予告編第一弾が解禁されました。
本作は張震(チャン・チェン)、莫子儀(モー・ズーイ)、許瑋甯(アン・シュー)、金士傑(ジン・シージエ)、劉冠廷(リウ・グァンティン)、鮑起靜(パオ・ヘイチン)、陳以文(チェン・イーウェン)、王柏傑(ワン・ボージエ)、李銘忠(リー・ミンジョン)という超豪華なキャストのサスペンスです。
昨日公開された予告編第一弾は、冒頭から見る人の好奇心を刺激し、追跡と銃撃戦、緊迫したアクションシーンに心震えます。

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2024/09/07

【台湾映画】2024金馬影展(映画祭)オープニングは『默視錄』!

0907jinma1 11月7日から開幕する台湾最大の映画祭「金馬影展」のオープニング作品が、シンガポールの楊修華(ヤン・ショウホア)監督の『默視錄』に決まりました。
本作は2021年に台湾の金馬投資会議(海外の投資者と協力して台湾映画の企画を支援する企画マーケット)に参加し、合作映画として成立した映画。
出演は李康生(リー・カンシェン)、巫建和(ウー・ジエンハー)、陳雪甄(ベラ・チェン)という実力派が顔を揃えて、ベネチア国際映画祭でワールドプレミアを行っています。

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2024/08/31

【台湾映画】第61回金馬獎終身成就獎 俳優の鄭佩佩(チェン・ペイペイ)と撮影の林文錦(リン・ウェンジン)に!

0831jinma 第61回金馬獎の終身成就獎に、俳優の鄭佩佩(チェン・ペイペイ)と撮影の林文錦(リン・ウェンジン)が選ばれました。
鄭佩佩のお嬢さんは「私も母もこの仕事に誇りを持っています。金馬獎で母が受賞できたことはとても光栄です」、林文錦は「長いこと仕事をしてきましたが、金馬影展執行委員會がずうっと支持してくれて感謝します」とコメントしています。

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